Mt. Hiei 

2012年10月 7日 (日)

下 △ 山 △ 

Photo_2ひと、って、なんで写真を撮るんだろうなぁ。 

わーきれいnote、とか、すごぉ~いflair、とか、すてきshine、とか、 今こころに起こった感動を留めたい、この一瞬のこころを止めたいって思うからなんだろうなぁ。

なんてことを、乗務員席で思いながらシャッターの音をたくさん聞いた夏でした。 私も、その画面の中にたくさん入っておることでございましょう。 

ドキドキキィーンが治まらなくて、キィーンにいたっては痛みも出てきましたので、観光季節半ばではございましたが、9月いっぱいで比叡の山を下りました。 声も出せるし、とても魅力ある仕事だったんですけれども、もう山の鹿たちと目配せすることもできません。 一日のうちに気圧差・温Photo_3 度差を何度もくり返すことが身体に鞭打ったのだと、素人ながらに思っています。 フルタイムじゃないのだから、空いた時間を利用してダブルワークでいこうpunchという当初の考えは、アマかった。 心臓やら血管やら脳やら、そういうところにダメージあった気がします。  こういう仕事は、若い時から慣れているならいざしらず、歳重ねてから始めるには少々キツイのだと実感。 医療費もかさむし。。think

ということで、

先週からは、もとの役所でまた雇っていただいております。 ドキドキはだいぶんラクになりました。 しか~し、今度の敵は肩コリですっ。 そして、紙埃で目がシPhoto_5 パシパしてきます。 

どちらかですね。 

しんどいのも、給料のうち、っと。

そうそう。 

ケーブルの職場では、辞める時には制服をクリーにングに出してから返すことになってるのだそうです。 自費です。

2700円ですsign01 そ・そんな~~crying。 電波時計代・医者代・白手袋代にクリーニング代。 素敵な仕事でしたが、、、、、、、、、 金銭的にはあまり実りませんでしたぁーーmoneybag。 

いやいや。 これも人生の研修費・比叡の魅力費ということにしておきましょうぞ。 心のなかでたくさんシャッターおしたものconfident

最後に、楽しかったお客様(中年のご夫婦)との会話をひとつ。

夫: おおぉぉーーー。 鹿や! あそこ! 鹿がいるで。
妻: あーー、ほんまやぁ。 鹿や鹿や。 いるねんなぁ、鹿が。山やもんなぁ。
夫: シカたないなーーーー。
妻: ・ ・ ・ ・ ・ 。
私: happy01(こーゆーの好きなもんで、思わず横にいるその御夫婦を見てしまう。)
妻: (私と目が合い) すっすみませんすみませんすみませんっsweat01
夫: あ。そうやな。ほかになんかないかな。。。
妻: もー考えんでもいいっ。言わんでもええでっ。 すみませんねー、しょうもないことで。
私: いえっ。 私の方こそ、すみません、座布団のご用意がなくてーー。

はい。おつかれっ。

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2012年9月10日 (月)

ウリ坊を救出せよ!

ウリ坊が軌道の横で動かなくなっている。 あなたの乗る便が上の駅に着いたら、お客様を乗せずに折り返して戻り、ウリ坊をどかしに(移動しに)行く。 と、午後の出勤早々、専用の電話で連絡がありました。

ウリ坊とは、イノシシの子どものことです。 大きさはおとなのネコ(=^・^=)ぐらい。

このウリ坊、発見された時はなんと、動輪の下の窪みにはまってしまっていたそうです。

動輪とは、ケーブルカーを動かしているケーブルロープ(直径4cm)を支えている鉄の輪です。 この動輪がないと、ケーブルロープは軌道の坂の上をただズルズルと擦り動いてしまいます。 上りロープ用sign05と下りロープ用sign05。 それぞれロープが通過するたびに、その惰性でしばらくは上下逆の方向に廻っていますsign05。 と書いても、想像しにくいですよね。 うまく表現できなくてすみませんcoldsweats01。 ま、小さな車輪のようなものがふたつずつ、枕木(木製じゃないけど)と枕木の間に、上の駅から下の駅までずっとはめこまれているとご想像あれ。 う~~ん。 うまく書けないなぁ。。。

とにかくウリ坊くん、その、両動輪の下にあるわずかな空間に落ちてしまったようでsweat02。 しかも、上向きにsweat02。 

発見時。 発見した者の話によりますと。。。。

軌道上、遠くの方で、なにかパタパタしている茶色いモノがあるsign02。 大きな葉っぱか何かがはさまっているのかっsign02 茶色い布が落ちてひっかかっているsign02 と目をこらしているうちにeye、ケーブルカーは進んでいくsweat01。 そのパタパタに近づいていく。。。。。。 ん? えっ? 自ら動いてる? 生きてる? おーーーーーっ、動物だーーーーっsign03。 お客様のなかにも気づかれた方が。 「えーーーーっ。止めなくていいの? 轢いてしまうーーーー。」 と言う間に、ケーブルカーはそのナニモノかを越えて(通過して)行きました。 止めなかったのは、ケーブルカーにももちろん車高というのがありますし、轢かないという判断のもと。 

ウリ坊くんのほうは、轢かれるーーーーと思ったのだかどうだか、仰向きになって、ゴォーーーーーと過ぎてく巨大な四角い鉄のカタマリが行き来するのを何度も仰ぎ見たのであります。 しかも、自分の腹の上を鉄の輪が、それぞれ逆方向に回っておるのです。 さぞかし、パニックの極みであったことでしょう。

何度目かの通過の間に、ウリ坊くん、動輪の窪みからなんとか脱出成功したようです。 いったいどーやって出たのでしょう? が、軌道の横にある側溝でうつ伏せになって動かない。 こりゃあいかん。 もう力尽きたのでは? 弱った動物に、カラスなどはすぐ寄ってきます。 野犬も熊もいます。 いちおうここは観光地エリアだし、とこのウリ坊を移動することになったのです。

で、お客様を降ろしたケーブルカーを引き返し、ウリ坊くんのもとへ。 風で落ちた木切れや葉っぱのそばで、うつ伏せにノビておりました。 保護色です。パッと見、落ち葉の吹き溜まりです。 とにかくこのウリ坊くんをかかえて山の中へ帰してやるべく、2人の職員が近づいたそのとたんっ、

彼は(彼女は?)すくっと立ち上がり、ダダダダダダダーーーーーーdashと側溝を走ってのぼるのぼるかけ上がる! 若い男性職員が、追いつきません。(私? 私は高見の見物ですじゃ。)  ふたりではさみうちしようと、立ちどまったウリ坊ににそぉっと近づくと、こんどは下へ下へ急ぐ走る。 全力疾走dash。 はては転がって転がって数十メートル先。 

20128元気やん。大丈夫やん。 けど、このままほっておいたらまた動輪の窪みに落ちるかもしれないし、最悪こんどこそ轢かれるかもしれない。 と困っていると、ウリ坊くん、数十メートル先で線路を横切り、自分で森の中に帰って行きました。 あ、な~んや、こんなとこに森があったんや。 と言うてたのだかどうだか。。。。。。

*勤務中はケータイを携帯しておりませんので(圏外だし)、ウリ坊くんの写真は撮れませんでしたが、代わりに、山を降りる時(上る時?)に撮った琵琶湖の写真をば。

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2012年8月27日 (月)

オオクワガタ便り 

お初にお目にかかります。Photo

オレか? 

オレはな、八瀬駅で風さんにつかまってしもたオオクワガタや。 オレとしたことがついうっかり改札の前を歩いてしもたんや。 それが、このザマや。 ひょいっとな、風さんにつまみあげられてしもた。 あーなさけな。 7合目の比叡駅でみつかったコクワガタは見逃してもろたっちゅうのに、なんでオレはこうしてこ・・・・んなせっまいとこに入れられなあかんねん!

夏休みに訪ねてきた子どもがだれかもらってくれるやろう、なんてな。 けど、あかんわ。 一緒にいたお父さんは喜んでたんやけどな。 その子は、めずらしそうにカゴの中をのぞくだけで「もういい。」やって。 見るだけでいいんやって。 

最近の子ォは、あれか? 虫、ってきらいなんやろかぁ。 

こないだもな、小学生やったかな。 車内でめずらしい黒い虫がいたんやけど、その子、えらいこわがってな。 「あのっ。ヘンな虫がいるんですっ。とってくださいっ。」と風さんは言われたそうなんやけど、そのときケーブルカーは運行中。 風さんは乗務中。 動けへんわな。 そこで風さんはその男の子に言うたそうや。

「その虫はなんにもしませんよ。 黒くて足が6本。 カブトムシとおんなじやと思えばいいんですよ。」Photo_2

黒くて足が6本のゴキブリには悲鳴をあげるくせに、風さんもようまぁそんなコトが言えたもんやな。 

ところで、

今、ケーブルカーのうちの1台は‘山のケーブルカー’とか言うネーミングで車内がこんなふうになってるんや。 京都の芸術デザイン専門学校の学生さんらが造ったんやそうや。 なかなか楽しい気分で山に登ってもらえてるみたい。 

ナイター営業は終わったけど、この‘山のケーブルカー’は9月まで走ってるそうやで。

と言うてるまに、オレも山に帰りとうなってきた。 せまいし、食べるもんもあらPhoto_3 へん。 そろそろ山に帰してもらいたいもんや。 こんどは、昼の改札前をのこのこ出歩くようなヘマはしいひんで。  

っちゅうか、山の上ではもうススキの穂が出てその上を赤トンボが飛んでるそうや。 今朝9時の山頂の気温は21度や。 

オレの出番、カゴに入ってるあいだに済んでしもたがな。 あーあ。

ま。 ほな。

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2012年8月14日 (火)

ビールに落ちた雷さま 

201281011日・土曜日・午後。 私は御池通り釜座通り上ルにある朗読サロン‘響’にいたのですが、けっこうな雨・雷でしたrainthunder。いっときはまるで夕方のような空の暗さ。(あ。写真は昼ではありません。比叡山7合目からの京都の夜景です。)

そのころ、

比叡山でもかなりの雷だったようで、ロープウェイの運行見合わせもあったとのこと。

7合目にYAMAのビアガーデンがあります。 8月限定です。 北山を見下ろしながら、ちょっぴり涼しい(市内より5~6℃低い)山ン中でビールグラスをかたむけていただけます。 タイミングよければ沈む夕日sunを正面に、ぐいっとbeer

その日、だったのかどうだか。 お客様から「なんかこのビール、ぬるいで。」とのご指摘あったとか。

おかしいなぁ。 ちゃんと時間かけて冷やしてるのになぁ。 と、店の人達、考えました。

なんと。

店のビールサーバーに雷が‘はいった’のだそうですthunder。‘おちた’のじゃなくて‘はいった’の意味を訊く時間がなかったから詳しくは不明ですが、とにもかくにも、YAMAのビールが冷えなくなったのは、雷のせいなのらしい。 そこで誰かのアドバイス。 ん? アイデア?。

「サーバーを氷で冷やしたらまたフッカツするんちゃう?flair

で、比叡山7合目からケーブルカーで麓のコンビニへ氷を買いに行ったYAMAビアガーデンの店員さん。 たくさんの氷で、ビールを冷やすビールサーバーを冷やしましたとか。 

するとYAMAのビールはめでたく元どおり。 冷えた美味しいビールになりました~note

私は、麓コンビニの氷でビールがまた冷えたのだと思ったんですけれどthink、それ以後注文されたビールはみんな美味しく冷えていたというから、やっぱ、コンビニ氷はビールじゃなくってサーバーを冷やしていたんだろうなーconfident

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ところで、

‘響’で聴いた藤沢周平「うらぼんえ」は、刺激になりました。 50分ほどの朗読。 あっという間に過ぎました。 まるでドラマを見ているようでした。 会場の片隅で、約50分ちがう世界に行けました。 上手い朗読は、どこでもドアだ! 想像力や集中力を駆使しなくてもパランとちがうところに行ける。 

私、次の‘響’出演では、動かない朗読に挑戦することに決めました。しかも、ひとりで初めての20分朗読。 

キャ~~~。 できるかなあ?  (≧m≦)

やってみますっpunch。 なにごとも修行じゃ。

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2012年8月 8日 (水)

まむし草。

ヘビ嫌いの方、すみませんsweat01。 が、植物の話ですbud5

比叡の山に、まむし草というのが生えています。 

おもしろい草です。

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春はこんなかんじ。

ガクかな? なんだかヘビが鎌首をもたげたかたちに似てる。

.8

いま、夏はこんなかんじ。

茎の模様が、ヘビの模様に似てる。

青い実ができています。

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そして秋。 Photo_2

これは葉っぱのカタチからして、まむし草とはちょっとちがう気がするけど、ナカマです。

京都は美山町で数年前に撮った写真。

この赤が、山道に突然現れるとドキっとしますね。

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美山の方(薬草の先生)は、ムロウナンテンショウという名だとおっしゃってました。

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さてさて、今日はナイター勤務です。

3時半に入り、退勤のタイムカードをおすのはたぶん夜の11時頃ではないかと。。(ノ_-。)。

だって今日は大津の花火大会。山頂からの帰り道が混むでしょうから。

がんばってきますっpunch。 

お。そうそう。 (o^-^o)

ビールを冷やして出かけようbeer

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2012年8月 1日 (水)

僧の村

自主研修パートⅡです。延暦寺です。

比叡山の上の方一帯が延暦寺でして、主に①東塔(とうどう)②西塔(さいとう)③横川(よかわ)という3つのエリアに分かれています。各エリアにそれぞれお寺や塔などがいくつかあって、エリアとエリアの間は数キロメートル離れています。山の中なのに昔はたくさんの人達が住んで、行き来していたようです。

まるで僧の村。

春の新人研修で連れてっていただいた①東塔エリア(国宝の根本中堂がある)は今回パスして、今日は朝から②西塔と③横川をまわってきました。

いつもお客様に案内しているとおりに行こうと決めました。まず、八瀬駅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、ロープ山頂駅へ。そこから歩いて10分のところにバスの山頂停留所があります、と案内していたのですけれど、5分ですんじゃいました。ま、歩きなれていない方とかご年配の方とかサンダル履きの方とかのため、これかれも‘10分’と案内することにいたしましょう。

バス山頂停留所からの始発は10時。 バスは冷房つけて待っていてくれました。 言うときます。 標高800メートルちょいとは言え、そこは山頂です。 京都の街なかに比べると気温は6~7℃低いです。 そこからさらにのクーラーです~。 すずしかったわぁ。

山の麓でケーブルカーの始発9時5分(休日は9時)に乗ると、山頂でバスが発車するまで30分ほどお待ちいただくことになります、ご了承ください、っていつも案内しています。けれど、今日のように快晴だと、琵琶湖を眺めて写真撮って、ガーデンミュージアム比叡を入口からのぞいてるとちょっと前にバスが来て、涼しいバス内で待てるという、楽しむにはちょうどよいタイミングであることがわかりました。Photo私がバス山頂停留所に到着してすぐにバス発車となったのも、ちょうどよいタイミング。

②西塔でバスを下車。バスを降りたところからは、え?どこにお寺があるの?ってかんじです。ドライブウェイからはずれて木々の中へ入って行くとあるんです。お堂や楼や跡が。

比叡山をひらいたのは、天台宗の祖・伝教大師・最澄です。その、彼が修行したところ。

なんだかテントでもはれそうな・・・・・、いや、失敬sweat01

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にない堂。Photo_2 

渡り廊下の両側に、同じかたちのお堂があります。

力持ちの弁慶がこの渡り廊下をてんびん棒にして、両側のお堂をかついだという伝説から「弁慶のにない堂」と言われているのだとか。

ふぅ~~~~ん。そうなんやぁ。

先日観たあめんぼ座の朗読劇を思い出しました。

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瑠璃堂。Photo_3 

ここは、バス停そばの看板地図には出ていませんでした。案内標識もありませんでした。巡拝券(お寺の入場券?)を買ったところで尋ねると、いったんドライブウェイに出て**の交通標識のある細い道を入っていってくださいとのこと。こりゃぁ、尋ねた者にしか行けない所だ。だってたどりついた瑠璃堂にも‘瑠璃堂’って看板がなかった。

ここは、信長の焼討ちをのがれた唯一の建物なのだとか。

なるほど。 せっかく残ったのに、今になって燃えたらタイヘンだ。

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次は②と③の間にある峰道というところで下車。

ケーブル&ロープの方達への心ばかりのお土産を買い、琵琶湖みおろしながら持参お握りとプチトマトを食べました。

ここに、最澄のでっかい像があるのですが、どこから見ても彼と目が合う。やさしげな目だったからよかったけれど。Photo_4

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再びバスに乗り、午後は③横川へ。

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親鸞の絵の下に、こんなのがいた。

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なんの修行中?

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元三大師堂。 おみくじ発祥の地だって。Photo_5 

ここのおみくじは、なんと1000円です。

えーーーーっ。せんえん !!(゚ロ゚屮)屮 と、思わずでかい声を出しそうになる。

「ここのおみくじはフツーのおみくじとはちがうんです。え・・・・・っと、、、、、ま、そこに書いてあるから読んでください。」と言われ、読んでみますとeye、いま自分が決めかねていることをお寺の方へ説明し、それについて‘これからどうすべきか’というおみくじを作っていただくのだそうです。私、悩んでることはあるけれど、1000円出すなら自分で決めようと決め、おみくじは断念いたしました。

そろそろ帰ろうとバス停に行くと、バスの後ろ姿がぁーーー遠ざかって行くぅーーー アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!。 山の中、影に入るととっても涼しい風~~。だけどもさすがに直射日光サンサンのアスファルト上は熱いsun。自販機で買ったアイスをカリポリしながら30分バスを待ちました。 お帰りの時刻をお確かめのうえ延暦寺観光をお楽しみください、といつも言ってる私が、小さな木陰でしゃがみこみ、アイスをカリポリしてる姿をご想像あれ。 え?よけいに暑苦しい? すんません。

ということで、下界にもどってまいりました。

延暦寺は広いです。じっくり廻りたい方は、運動靴shoeは必須アイテムです。 信長は、こんなに広い範囲に散らばっている寺の建物をすべて(瑠璃堂以外)焼き尽くした。 ってことは、相当な人数で強行したってことなんだよなあ。 この山に、火を持った人達がたくさんたくさん登って来たときは、どんなだっただろう。 なんて、クーラーきいた帰りのバスで思っていました。

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2012年7月14日 (土)

ひえい噺 Ⅲ

【音】20127

比叡山は標高848メートルです。 7合目の駅で。

さっきね、山下で走ってる救急車の音が聞こえてきたんですよー。ぴ~ぽ~ぴ~ぽ~note、って。
と言うと、職員の方が、
「うんそうやで、空気の澄み具合とかな、風の向きとかな、そんなんで下の音が聞こえてくることもあるんやで。」
へーーーー、すご~~~い。びっくりですーー。 ひょっとして、下でしゃべってる声まで聞こえてきたりしてーーー。
「おっ、ようわかったな。夫婦喧嘩とかも聞こえてくるんやで。気ぃつけや。」

ま・まさか。 それはないやろcoldsweats01。(ってか、私に夫婦喧嘩はないんだけど。)

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【歳】

乗務中に、後ろに座ってたお客様が話しかけてこられました。

「仕事、たいへんやなぁ。」
はい。ありがとうございます。
「結婚、してるの?」
はい。(ってか、結婚を通り越して、離婚もしたけど。)
「こどもは? 小学生ぐらい?」
いいえ。 大学生なんです~。
「へ~、おっきい子どもがいるんやなぁ。そうかー。早くに結婚したんやな。」
あっありがとうございますっ。 

はい、と言えば嘘になるし、、、、いいえ、と言えば、歳を言わんならんかもしれへんし・・・・。こう言うしかなかってん。coldsweats01 

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【声】

お客様が降車時に。

「いい声ですねえ~~。耳にすーーーーっと入ってきたわぁ。」
ありがとうございます! 今日はもう、これだけで、いい日になります。
「私の方こそ、ありがとう。私も今日はいい日になった。」

め・・・・・・・っちゃうれしかったhappy01。 今日もいろいろ失敗し、あたふたし、相変わらず落ち込んだけど、もうこのひとことで心がリセット。ぽかぽかあったか。 


私も客になったとき、嬉しい言葉を口にしようconfident。 上手に言葉をつかえるひとになりたいですconfident

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2012年7月 6日 (金)

ひえい噺 Ⅱ

梅雨真っ最中の雨、しかも霧で山がふもとから見えないという日でもお客様は来られます。

多いのは外国からの観光客の方々。 なにより予定があるし、今日は雨だからまた今度来よう、なんてそうそう引き返せないですよね。‘また’がいつになるかわからないですもんね、外国となると。

昨日は発車時に、無線で山上と連絡取ろうとしたとたん横の座席からカメラフラッシュがパシャっ。フラッシュ閃光で一瞬にして頭の中が真っ白になり、‘乗車人員’と言うところを‘発車人員’と言いそうになり、上下の車内と駅で、長らくのいやぁ~な間。 いやはや。ヘタながら舞台でも頭真っ白になったことはないのに。。。。 ┐(´д`)┌

それから、鉄道・電車好きの方々。乗り物に乗るためだけに来られた方々。 もちろんおとなの方も来られますが、親子連れも。

3~4才の男の子とお父さん。 一番前の手すりを両手でガシッとにぎり、キラキラの目eyeshineはひたすら線路を見つめ、「しゅごいねぇ。」「しゅご~い。」「しゅごいね~。」と言い続けていました。 その日は景色もよく見えないし、鹿や猿も出てこなかったのに、その子にとってはアノ線路の連なりがとっても感動モンであるのだなぁと、私はその子の感動に感動しておりました。 横にいるお父さんも、時々、「すごいねー。」と相槌を。 お父さんもお好きなのかな?

これまた3~4才の女の子とお父さん。 ケーブルカーを降りてロープウェーに乗り継ぎました。この子はケーブルカーがこわかったらしく(けっこう急勾配で、見える線路がジェットコースターみたいなんです)ずっと無言でしたが、ロープウェーが動き出したとたん、その子はひとこと、言ったそうです。 「電車が飛んだ!eyeshine」 と。

年長ぐらいの男の子とご両親の3人。 全く人見知りをしない子で、乗る前からいろんなことを話しかけてくれていました。 いえ、3人とも、かな。 上りも下りも私のケーブルカーにご乗車。 一番最後にその子が「カメムシがおったでーー!」と言ったので、私はこう言ってあげ(?)ました。 持って帰っていいで~~happy01、って。 その子の「え”っsign02」にご両親は苦笑しておられました。 ずーーーーっとまえ、教室で‘ゴキちゃん’と‘ナメちゃん’を一生懸命世話していた生き物係(たしか2年生だったか)を思い出してしまいましたcoldsweats01

いやぁ、子どもって、発想の宝庫ですじゃ。

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2012年6月28日 (木)

大阪が見えた!

ワタクシ、今日ほどケータイmobilephoneをケータイしてないことを悔やんだことはございませんthink

今日は一日中どんよりとした曇り空だったにもかかわらず、山から見下ろす京の街並はとってもクリアでしたの。 で、はるか南の彼方をのぞんでみますれば、ば、高層ビル群が見えるじゃありませんかeyesign01。 

大阪のビル群なのでした。

京都にはあんなにグンっと林立するビル達はありません。 秋には見えることもあるという、大阪。 この梅雨の合間の昼下がりに見えるなんて、その日が勤務日だなんて、なんてラッキーhappy01

梅田あたりかな? いや、南港あたりかも。。。 もっと空気がクリアならば、大阪湾なぞ見えるのかしらーーーー。って、それは無理かい?

展望鏡(? 100円入れたら数分間遠くまで見えるやつ)にケータイのレンズをくっつけたら、比叡から見た大阪を撮れたのかもしれないのですけれど、あいにくとケータイをケータイしてなかったもん2012627 で、、despair

かわりといっちゃあなんですが、昨日の夕空を。。。。。。

え? 関係ない?

まぁまぁいいじゃぁございませんかぁbleah

いま、京都の空には星が出ています。

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2012年6月24日 (日)

ひえい噺

【その壱・足折れバンビ】Photo

 春は比叡の動物達も出産時期。 生まれたばかりのバンビが線路わきの側溝に落ちていました。 まだ目も見えてないようでした。 落ちた時に足を折ったらしく、母鹿といっしょに山の木々の中へ帰れなかったのでしょう。 もう蠅がたくさんたかり、烏も集まってきていました。 観光地ですから、そのままにしておくこともできず、足折れバンビを他の場所へと移動させました。 
 それから数日、母鹿と足折れバンビの兄弟、2頭連れは、山の上から下りてきては線路を渡り、線路を渡っては山上の木々の中へもどり。。。 鹿も、親子の情はあるのですね。  
 鹿は、生まれたばかりの子を連れて移動することはないのだそうですが、野犬などに狙われると、出産した場所を動くこともあると聞きました。 なんともなぁ。 かわいそうだけど、よくある話だそうで、発見するたびに忙しい中・人手のない中、山からおろして医者へ連れていくこともできません。 なんともなぁ。
 食物連鎖? 自然界の弱肉強食? しかたがないかも。。。。。。。。。think

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【その弐・ハガシホンゲンジ】

 私もそうですが、外国語を学ぶというのは難しいもので、時折ヘンな言葉を発音してしまっていたりなんかします。 本国の人が聞いたらなんとも摩訶不思議な言葉なのですが、言ってる本人は覚えたつもりの言葉をいたって真面目に言い、伝えようとしているのです。
 どこの国から来られたのか、ある方に尋ねられました。
「ハガシホンゲンジに行くには、ここからどうやって行けばいいですか?」
ハガシホンゲンジ? 
ハガシホンゲンジ、ですか?
「そうです。お寺です。」
 さてみなさん、これはどこだかわかります?
正解は、ヒガシホンガンジ、東本願寺です。 母音と子音の組み合わせがごっちゃになっちゃったんですよね。 
 ちなみに私もよくあります。しかも日本語で。 タカマシヤ、とか。。。。coldsweats01

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【その参・ナマです】

 私にとって、猿はウチに不法侵入してくる不埒なヤカラでしかないのですが、お客様は、山の中で猿を見かけると喜ばれる方が多いです。
 「あーーーっ、猿だ! 猿!猿!」
「え? どこどこーーーっ? わ、ほんとだーーー。すご~い。」
と、ここで私を振りかえり、
「この猿、この山で飼ってるんですかぁ?」
思わず私はこう答えてしまった。
「いえっ、ナマです。」
と。 ナマはおかしかったよなぁ、ナマは。言うなら、野生です、だったよなぁ。と、反省していると、
「へーーーぇ! そうかあ。ナマかあ。」
 バレずに済んだ わたしの日本語coldsweats01

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【その四・責任者よんでこい!】

 京都側の比叡山は、ケーブルカーで7合目まで上り、ロープウェイに乗りついで山頂まで行きます。天候により、運行を見合わせることがあります。 
 先日は雷のためロープウェイが運行見合わせとなり、山頂で1時間もお待たせしてしまったお客様方がおられました。雷もおさまったので7合目のケーブル駅まで下りてこられたところ、ケーブルカー発車まであと10分。すると、お客様方の怒りが爆発!
「山頂で1時間も待たせたあげく、またここでも待たせるのかっ! 責任者を呼んでこいっ!」
申し訳ございません。責任者は、山下の駅におります。
「いま、すぐ、ここまで、責任者を上ってこさせろ!」
上ってくるケーブルカーも同時発車ですので(ケーブルカーは上り車両と下り車両がケーブル線でつながっているから)、10分後に発車です。
「それで来させろっ!」
けれどそのケーブルカーにお客様が乗車されるのですから行き違いになるのではないかと・・・・・。
「だったら、歩いて来させろっ!」
それでしたら2時間ぐらいかかると思いますが。。。。。。 
 と、言ってる間に10分経過してケーブルカーも発車。 無事、山の麓へ到着いたしましたcoldsweats02。 

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【その五】 その五、があったんだけどなぁ、もひとつの噺。4つ書いてるうちに忘れちまった~ぃ。 思いだしたらまた書きますね。 ちなみにこの噺たち、人づてに聞いたものもあります、あしからずhappy01

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