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  • 2011627

2017年7月23日 (日)

東京は、

春先からの恐々とした母を見ての言葉だと、私は勝手に有難く感じているのですが、息子がぼそっと言うに、
「いっぺん、東京にでも来るとか。。。。」
東京まで普通電車を乗り継いでいくなんて遠くてしんどいと言うと、
「オレんとこ泊まればええんやから、宿泊費はタダやで。」

そうか♪ タダか~~♪
だったら新幹線に乗ってもいいかな。 
それに、実家のばあちゃんもだいぶんと落ち着いてきてるしな。

小学校卒業以来、「来てくれるな」オーラ満載だった我が息子。 試合も、参観も、下宿訪問も、入学・卒業式も、遠慮がちに見に行ったっけ。その息子が誘ってくれるなんて、なんて嬉しいこと!170715_1257

祇園祭の人混みを逃れるためでもあったのに、東京って、なーんて人の多いこと
sign01 この人達はどこから来たんだろう。どこへ行くんだろう。どこで眠っているんだろう。 子どもの頃、「都会のねずみ・田舎のねずみ」という昔話を面白く読んだことがあったけれど、まーわたしゃ、田舎のねずみになった気がしました。

今回の目当てはと言いますと、*十年も生きてきてまだ行ったことのない所、でもとても有名な所。 東京駅からまず皇居へ、そして国会議事堂へ。駅から往復歩きましたー。 ふつーの旅行鞄を肩にかけてrun。 あづかったーーー。 暑かったけれども陰に入ると、涼しい風が吹いてました。 京都の風170715_1412
のように、まとわりついて離れないうっとおしさがなく心地よかったです。そして、この2カ所は、人が少なくて気分上々。

それから山手線一周する。江戸前寿司を食べる。もんじゃを食べる。銭湯へ行く。
それから、♪しのぶしのばず、むえんざか~~♪の不忍池と無縁坂。
そしてからに、♪あなたは、もおお、わすれたかしら♪の神田川。
おっと話題の築地にも。
で、時間あれば、スカイツリーっちゅうとこにも。

夜勤明けの息子は、2日目つきあってくれ、すべてクリア。おまけに2泊目は東京湾を見下ろせるホテル予約までしてくれていました。170716_1035
高給でないだろうに、奨学金返しながらであるのに、いい旅をくれた息子に感謝。 おとなになった息子が誇らしく、長い時間ともに過ごせるのが嬉しくもありました。 私は、元気でいるようにと祈るばかりであります。

東京は、人が多い。
東京は、アスファルトからの照り返しがきつい。 が、風が心地よい。
東京は、海が近い。 魚が美味しい。
東京は、広い平野にビルビルビル・・・・。
東京は、空とビルの間に山がない。
東京は、碁盤の目の街並みではない。上る下る東入る西入るがない。
東京は、消費の街。 
東京では、みんな並んで、待つ。人が多いところならではのルールなのだな。170716_1051
      (いえ、関西でも並びますが。)

写真は、上から順に、

・二重橋の前で振り返ったビル群

・国会議事堂の中(天井はステンドグラスでした。)

・不忍池(ハスの花が満開。これは圧巻。)

・無縁坂(暑かったので、ため息ついて引き返しました。)

ちなみに、神田川は、濃い抹茶色の羊羹のようでした。

2016年11月20日 (日)

天空の城

ずっと行ってみたかった竹田城(兵庫)へ行ってきました。161113_1143


 

住むためではなく、戦うときのための城。 
山名宗全が土の城として造り、秀吉が石垣の城とし、そして、最後の城主・赤松政広が関ヶ原の西軍(負け組)となったため江戸時代に廃城。城の存在も赤松という人も私達はずっと知らず、歴史の表舞台から置き去りにされた城。

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最近、どの地へ行っても、今までそこで生きたとても多くの人達の思いが累々と詰まって161113_1123いるのだと、感じてしまいます。生まれてきた時代が違うだけで、私は、最近改修された城跡にただ立っている。ああいい眺めだなんて言いながら。 人生の理不尽さというか不公平さというか、そんなものを感じます。

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いやぁでも、いい天気で、実際いい眺めでした。

この石垣を造った穴太(あのう・滋賀県)の人達は、最近の竹田城改修にも、また現在の熊本城の改修(石垣)にもたずさわっておられるのだそうです。





2016年6月15日 (水)

ろごはんもいたはり?

今回の旅は東海道線をJR西日本からJR東海へと乗り継いでいくということで、車内で聞こえてくるおしゃべりがどの辺りから関東弁っぽくなるのか、興味がありました。

朝の通勤時間帯は満員なのにもかかわらず、不思議と誰の声も聞こえません。が、京都から乗っておるのだからして、1本目は関西弁が多いのでしょう。関西弁圏、ですね。

私が、ぉ、言葉が変わってる、と感じたのは、やはり名古屋を過ぎてからです。名古屋近辺の方たちからすると、え?! 名古屋はまだ関東弁じゃにゃぁよ(合ってます?)、っていうことになるのでしょうけれども、京都人である私からすれば、名古屋のイントネーションというか言葉のアクセントというか、そんなものが、これは関西より関東でしょう、みたく感じるのです。

富士駅を降りて、街の人としゃべってみるともうしっかり関東でした。

ただ、戸惑ったのは、会話のリズムとか調子とかが違うこと。 私の一言にツッコミが入らない。 付け足しの会話というかそんなものが楽しめない時が多かったです。 私のツブヤキに無言・・・ということも数回ありまして、そんな時は、声が小さかったんかな?今の言葉はここでは使わないんだろうか?とか、小さく戸惑うことがあったのです。

例えば、、、

田子の浦漁協の対岸を歩いていると道端で桃を売ってるおっちゃん、あり。160608_1426

「おいしそ~~~。 あの、この桃を一個だけ、売ってもらえます?」
「一個ならあげる。」
「えっ! それはあかん。 じゃあ2個、2個でいくら?」
「いいよいいよ。ここで食べてく? 皮むくならナイフあるよ。手ぇ洗うなら、水道はここね。」
「食べます! ナイフも、貸してください。」
乾いたのどに、桃が~~~はぁ~~~。「おいしいわ~~。」
「 ・ ・ ・ ・ ・ 。」
「今の時期に桃、って、めずらしいですよね。」
「 ・ ・ ・ ・ ・ 。」
「ここらへんの桃ですか?」
「 ・ ・ ・ ・ ・ 。」
「ナイフ、ありがとうございました。洗っておきました。美味しかったです。」
「はい。気をつけて。」

おっとflair、これは試食ということで、やはり買ってもらうための「あげる」やったんやろか?

また、白糸の滝付近の土産物屋で。静岡+*+*(忘れたcoldsweats01)という夏蜜柑のようなのが売られていたので、
「これ、一個だけ、売ってもらえます?」と、また訊いた。
「ひと盛、ってこと?」
「いえ。一個。」
「ごめんなさい。」
で、済んでしまった。他に客はいないんですよ。
「そんな~、一個やなんて商売あがったりやがな。 せっかく静岡に来たんだから、思いきってひと盛どお?」
とか、言わんかいな~。つまらん。いや、ひと盛まで買う気はないんやけどな。

またまたホテル近くの惣菜屋さんでは。。。

「白御飯もおいてます?」
「 ・ ・ ・ ・ ・ 。」
「あの、白御飯もおいたはります?」
「ろごはんもいたはり?」
「しろごはん。ふつうの白いご飯、ですけど。」
「あー白御飯ね。なに言ってるのかと思ったよ。あるよ。」

こんな時ばかりじゃなかったんですけど、返事が返ってこなかいのは困るし私も気分がわるいので、ここはアクセントを私なりに関東風にしてみようと、途中から決めました。 ちゃんと関東風になってたかどうか心もとないんですが、それからは会話が続かないということがなくなりました。 やはりアクセントだった?

返事が返ってきたというのは、通じるように伝えようという、その時の私の気持ちも強かったのかもしれませんね。伝えようと思ったあの時の気持ち、忘れずに、朗読のときにも言葉にのせられたらいいな。 

さて、帰りの列車の中でも言葉調査はゆるく続きまして、男子高校生らしき者達の「えーーーっ、それって、めっちゃむずいやん。」を耳にしたときは、とても懐かしかった~。 そして、京都駅のホームに降り立って、一番初めに耳にした言葉は、、、、、、観光に来られた方の中国語でした。

2016年6月13日 (月)

田子の浦ゆ うちいでてみれば、

富士あたりの地図を見ていたら‘田子の浦’あることを発見!

flair。 田子の浦、って、あの、田子の浦か? 
高校の古典で習った
『田子の浦ゆ うち出出てみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける』
の田子の浦かい? 百人一首にもあったあの田子の浦の現場かい? 田子の浦って静岡にあったんや。

調べてみたら、『田子の浦ゆ・・・・』は、奈良時代に山部赤人がつくり万葉集に載っているもので、百人一首にある
『田子の浦に うち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ』
というのは新しい平安時代に合うようリメイクされて新古今和歌集に載せられたものだそう。 

行ってみたくなりました。 富士山もだけど、田子の浦も。 偶然、ホテルでみたTV番組「県民ショー」で田子の浦のしらす丼が紹介されていました。 おっおいしそ~~~。 帰る前に、しらす丼を食べねばなるめぇ。 フロントの方に手伝っていただき、行き方を調査pencil。 なにせ午後一番の列車に乗らねば夕食時に家に着けません、鈍行旅行ですから。 160610_1015_2


JR駅前からシャトルバスに乗ること約30分。 

漁港食堂が開くまでまだ少し間があるから、海辺の公園へrun。 山辺赤人の歌碑がありました。 この日、いい天気で海の眺め、よし。 なのにふり向いた先にあるはずの富士山あたりだけ霧におおわれている。 まあなんという縁のなさでしょ。

せっかくだから、歌碑に記されている歌を、小さな声でたどたどしく詠み(読み、かな?)、青い水平線に背を向けて、、、、、さ、さ、次は早めの昼食、しらす丼note160610_1023

ハーフ丼というのがありました。 釜揚げしらすと生しらすが半々、おろし生姜にきざみネギ。しらすの味噌汁つきで650円。 ほんまに、美味しかったっす。 満足満腹。 

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160610_1133帰り、乗り継ぎ時間に駅ホームで食べたのっぽパンも美味しかった。1978年静岡で生まれ、愛らしいキリンのキャラクターとともに静岡で大ヒットした菓子パン、と書いてありました。

__ 田子の浦に うち出でてみれば しらす丼 富士の高嶺はやはり見えねど

昨日のTV番組でもまたまた田子の浦のしらす丼を紹介していました。
食べたもんね~~~happy01

 

 

2016年6月12日 (日)

富士山はどこだ!

富士山を見に、静岡へ行きました。

昨日アップした写真に、一部だけ富士山が写っております。雲と雲の間、左下。右の方に立っている電柱の先っぽあたりが山頂なのだそう。 

私は今まで1~2度しか富士山を見たことがありません。 
中学生の時、修学旅行へ行った河口湖は霧。 東京方面へ行く新幹線の中でも「あ。富士山。」という車内の声に窓見るときは、対面の海側の席に座っておりさらに立ってる人もいて、ほんとに一瞬の富士ばかり。 家族で箱根から入ったときは素晴らしくくっきりと見えたけれども、ゴールデンウイーク中。 街中でもないのに超渋滞のため引き返した。 

一度あきるほど気のすむまでじーーーっとずーーーーっとぼぉーーーっと富士の山を眺めていたい。 

もしかしたらば、一瞬だけでもその姿を見せてくれるかもflair。 
と、せっかくやってきたのだから富士の周りをいっしゅうしてみることに。

160609_1126_2

見えない。。。

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どこだ?,160609_1412

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富士がいない。160609_1425
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滝は素敵だ。 

160609_1142.

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蝙蝠洞窟も、ひとりもぐって息苦しいほどスリリング。160609_1401

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だけどもやっぱり、にっぽんいちのその山はどこにも見えない。

場所かわるごと、人に会うごとに
「富士山は、ホントなら、どのあたありに見えるんですか?」
と尋ね、
「いま梅雨だからね~。」
「朝は、見えてたんだけどねー。」
「富士山の姿がいちばんきれいに見えるのは、冬だよ。」
「京都の方がいいじゃないですか。」
と、なんども返ってきました。

けれど2回、そのシルエットを影絵のように見せてくれた時が!160609_1002

富士宮で車中から。

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160610_0536


そして早朝。

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この2枚が、今回出会えた富士ですshine。 
いつでもずっと会えないからこその感動ですよね。

2016年6月11日 (土)

言い訳

有難いことに、 富良野塾の劇を観に行かへん?とか、 安いツアーに申し込んで一緒に行こ!とか、飲みに行こう~とか、ランチでもどお?とか、お誘いいただいているのに、お財布&実家事情にて常々お断りしております。 なのに、突如、旅に出てしまいました。 せっかくの心づくしのお誘いを断っておきながら、旅に出てしまいました。 誘っていただいた方々・友たち、ごめんなさい。 m(_ _)m

言い訳なんですけど、、、、、

ここんところまたアタマの中の方が重くてだるくてずーーーーっとしびれたような感じでしんどくて、折にふれ「あーもーどーでもいいdown」と思ってしまう自分がありました。 あろうことか、先日は、ずっと生きていてくれている両親に何十年も昔のことと弟のことを重ねてケンカをふっかけてしまうということに相成りました。 心がザワザワ。ガサガサ。ザラザラ。 今はなんだ?季節はなんだ? 私しごと、まだあるんだっけ?そうだ、こないだ終了したんだ。。。。みたいに、自分でもこれはヘンだという一瞬がありまして、、、、。こりゃあ朗読もヘンになる! あかん!自分でヘンだと思えるうちに、どっかへ行こう! 

と、いうわけでして。。。
すんません。 ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

けれど、アタマとカラダが軽くなりました。 延々と車窓からの景色を流しながら、どんどん湧いてくる思い・考え・こだわり・思い出を止めず景色といっしょにフローアウトしていきました。何時間も、何時間も、ぼーーーーっと。 私にとっては、こんなふうにひとりでぼぉ~~っとする時間が必要なんだということがわかりました。 頭の中が常にしびれて重いのは、日々の飲酒習慣のせいではないのだということも、わかりました。(だって、旅なかでも飲んでた。coldsweats01) よかった。

というわけでして、

鈍行乗り継ぎでいけるところ・家族に何かあったらすぐ新幹線に乗れるところ・思い出のないところを探し、行ってきました。 家からホテルまで(どこにも寄らずに)約7時間でした。 

1泊朝食バイキング付き・浴場ありで¥6,000ちょっと。昼食・夕食は、できるだけコンビニで買う。 ポイントねらいで大きめの支払いはクレジットで。 土産は買わない。できるだけ節約!だけれども、何と言っても旅行です160609_0918。 失業中にえらい出費です。 今日からはまた爪に火ともしますmoneybag


さて、私はどこへ行ったのでしょう? 
ヒントは、この写真。 

2015年11月25日 (水)

飛鳥へ___。

秋雨続きのある日。 またまた思いきって外へ出ました。 今回は、日帰り。友人151116
と。 行ってみたかったところ。思い出のないところ。。。ということで、チョイスしたのは奈良の飛鳥です。

手塚治虫の「火の鳥」を初めて読んだのは、もう何十年も前のこと。なに編だったのか忘れたけれど、石舞台から始まったのがありました。そのときから、何十年も前から、いちど行ってみたかったのです。 思い立ったら即実行!の‘今でしょタイプ’じゃなかったもんでsweat02。 ダメですね。 変えていかなきゃいけません。

ところで、秋雨続きのある日。 もーなんでまたこんなに雨ばっかりなん?というある日。その日だけ、ぽっかりとその日だけ、とてもいい秋の快晴。 
「日頃の行いがええからやなぁ。」
と私が言うと、
「ここんとこガンバッテきたご褒美や。」151116_1128
と、友人。
ああそれなら、ほんとに嬉しいこと!

いまの飛鳥は、降りてきた秋にゆったりとつつまれていました。同じように歴史が累々と折り重なってできたところとは言え、京都とはずいぶんちがいます。 自分の生活場所じゃないから、時間の流れ方がちがうからかもしれません。 

あちこちにぽこぽこと居る丘はたぶんすべて古墳で、その間を自転車で移動してるいまの私たち。 山道や田んぼの横に突然現れて、なんやろなんやろと思う石造物などはパズルのヒント。 おれらな、ここに住んでてんで。 なにしてたと思う?どんな顔してたと思う?なに食べてたと思う? って、大きな誰かがにこにこしながら、私の耳元で言うてる気がしました。 151116_1057

酒船石遺跡におっちゃん2人。地元の方々で、なにやら作業しておられました。
「これな、酒造ってたところ、とか、薬つくってたところとかいう説もあるんやけど、わしは違うと思うなぁ。 わしはな、これは、まぁ今で言うたら方位磁針みたいなもんやったんやないかと思ってるんや。ここに彫られた(と石の溝を指差す)筋の先に水が貯まるようになってるやろ?ここに月が映ったら何時(なんどき)とか、こっちに月が映ったら何時とか、、、そーゆーふーに昔の人らが使(つこ)てたんとちゃうやろか?そう思わん?」
などなど、仕事の手をとめて、遺跡説明に独自の歴史観をまぜて話してくれる作業着のおっちゃん。 

初めて会ったいまのおっちゃん達と いまの私達が、はるか昔の‘ここ’のことを話しているのがなんとも不思議に思えました。 素敵な時間でした。
clipぁ。写真は、別の古墳で撮ったものです。)151125__2


もちろん石舞台周りの空気の中にも入れて、満足。 他に、キトラ古墳(まだ工事中で未公開)・高松塚古墳・岡寺・橘寺など回りました。 体は疲れたけど気分すっきり。 のんびりおおらかな飛鳥ですが、‘時間の後ろ’をふり向けば沢山の人達がいて、にぎやかな飛鳥でもありました。

2015年10月 9日 (金)

蜜柑の島じゃけぇ。

「日立造船」と、どこからでも読めるでかい看板ある向島へ、船で渡る。 ここで151007
初めて海の匂いがした。 昨日からこの街にいるのにね。

客がいれば出港してくれる船だ。 夫婦なのだろうか。 運転は老夫が。 運賃は老妻へ。 こんな仕事もあるのだ。 だけども、ふたりで毎日顔つき合わせて稼いでいくには、それなりにつらいこともあるのだろうな。 だけども、仕事さがして何回も履歴書書いたり、面接受けたりってことはないんだろうかな。 片道100円也。 同乗は、自転車乗った外国からの旅行家族とスーツ姿の男性。 

あっという間に対岸の向島。 ここからは、バスに乗る。 おのみちバスの停留所を探す。 

あれぇ? このバス停、観光案内所で聞いてた名前とちがう。。。。と、首かしげていたら、道向いの家に人がっ! 人がいるうちに尋ねなくてはっ。 だってこの辺りにはこの人以外だれもいない。

あの~~~、**学園前、っていうバス停はどこでしょう? ここは違うみたいだし。。。 そのバス停からバスに乗って因島大橋まで行って、因島大橋を歩いて渡りたくて、、、、

「因島大橋まで行くの?」

はい。 **学園前、って言うバス停にもうすぐおのみちバスがくるんです。 けどそのバス停がどこにあるのかわからなくて、、、、バスは1時間に1本しか来ない、っていうし、、、、

「因島大橋を歩いて渡るの?」

はい。

「・・・  ・・・ 。そのバス停は、わからないけど、、、、、あーーーもーーいい! 橋まで乗せていってあげる! この車に乗って!」

ん? ・・・ ・・・ 。

「乗せて行くよ。ほら。乗って。」

いいんだろうか。。。 最近いろんな事件があるし。。。 私が今ここに居るということは誰も知らないわけだし。。。 

「はいっ。乗って。」

いい・・・・・?、かな。 こんなシワシワのおばちゃんをどうこうしようっていうことは、ないよな? お金を持ってそうなイデタチでもないし。

「はいはい。乗って乗って。」

乗ってしまった。 

おおきに~。 もーいいや。 ぉ、これって、ヒッチハイクみたいやん。 私が「乗せて」って言うたわけやないけど。

「大阪から来たの?」

いえ。京都からです。 清水の舞台から飛び降りるつもりで旅行に来たんですrock。 って、もっと詳しく話さんとワケわからんよなぁ。 けど、ここ1年半の話をするのも面倒やから黙っておく。

「わしも、こないだ清水寺へ行ったわ。」

へーー、何しに行かはったんですかぁ? とまたピント外れなこと、聞いてしもた。

「観に行った。」

sweat01、そうですよね。清水寺といえば、観光ですよね。 京都に居るモンは、めったにお寺とか神社とか行かないし、知り合いが京都に来られても、詳しいことは案内できないんですよ~。151007_0951

「そーじゃろ? わしらも尾道のお寺とか行かんもん。 さっきもバス停のこと聞かれても答えられんかったやろ?」

はいーーーhappy01。 

「・・・ ・・・ ・・・ 。」

・・・ ・・・ ・・・ 。

「いまな。」

はい。

「この島を、どう話して案内したらええか、考えてる。」151007_0950

はいーーーhappy01。 

「京都に行ったとき、京都の人は親切に丁寧に案内してくれたんや。

 

へぇ、私は昨日から、尾道の人の方が、親切に丁寧に案内してくれはると思ってるんですよ。 と言おうとしたとたん、海がーーーーっwave。 水平線の見える海がーーーーーっwave。 eye。 私にとって、海は、最高の非日常なんです。 たぶん私は、海の客人として海のいい顔しか見てないからなんだろうけどね。

「はい、着いた。 その細い道から登っていったら橋の入り口に行ける。」 と車をおろしてくださり、「ゆっくりいい旅を。」と窓から腕をいっぱいに振ってくださった。 私も、荷物おろして両腕をいっぱいに振って車を見送った。151007_1009

おっちゃーん、一瞬でも疑ってごめんねー。 
(これは心の中で言った。)

いざ。 橋を渡って、因島へ。 ポルノグラフィティはたしか因島の人だったっけ? ほよー、海やぁ。 右も海。左も、海。 さっき一緒の船だった外国人家族が、橋の上で私を追い抜いていきました。 車道は、‛チャリ&歩きの道’の上にあります。 最高の30分。 海、見放題の30分。

 

残念ながら、

時間の都合で、因島に着いたところでUターンです。151007_2

 

PAにて、伯方の塩ラーメンと八朔ソフトクリームを食べて、バス待ち。 PAから少し歩くと、蜜柑が成っていた。 まだ青い。 花の季節に来たら、島中、蜜柑や檸檬の香りがするんだろうな。 実のなる季節には、PAにも蜜柑や檸檬や八朔が売られてるんだろうな。 もうちょっと時間あったら、生口島のレモンラーメンも食べられたのにな。 

 

そう思ったら、私の中に蜜柑の匂いがいっぱいに入って来た。

はい。リハビリ旅終了。 いい旅でした。 
舞台から飛び降りて、よかったです。 明日からはまた仙人のようにひっそりと生きまする。
 

 

 

2015年10月 8日 (木)

坂 道

心のクリニックヘお金かけるより、自分を楽しませるためにお金使った方がいいんじゃないか? と、清水の舞台から飛び降りたつもりで、思いきって旅に出ました。 5年ぶり、函館ぶりの宿泊旅です。 

 

とにかくアタマの中をからっぽにしたい。 ぼお~~~~~っと、ただひたすらぼおおお~~~っと窓ながれる景色を眺めていたい。 リフレッシュじゃなくできればリセットしたい。 

 

今までに行ったことのないところ、思い出のないところへ行こう。 (でも、家族の様子が急変したら数時間で帰京できるところにしておこう。)

 151006

4時半に起きて、特急を使わず5時間ほどぼお~~~~~っとJRに乗って、尾道に到着。 平日で、周りはみな通勤通学、もしかしたら介護などの所要のため動いている日常の中、この中の誰も‛私’を知らず、また私を知ってる人達はいま私がここに居ることを誰も知らないのだなぁと頭の片隅で感じながら、ふわふわと。ただただふわふわと、電車にゆられ、尾道の街を歩きました。

 

やっぱ、旅行のためのリュックを買ったほうがいいかなぁ。 と思いながら、数十年前に買った旅行バッグの持ち手を高校生みたいに(?)両肩に引っ掛けて背負い、歩きました。

 

千光寺から文学のこみちを歩くと、尾道ゆかりの作家が詠んだ詩歌・小説の一151006_3
文が自然石に刻まれていて、ひとつひとつ小声で読む。 顔上げたら、木々の隙間から瀬戸内。 坂を下る。 読む。 顔上げて、海。 

――― 海が見えた。海が見える。  五年振りに見る尾道の海はなつかしい。 汽車が尾道の海にさしかかると煤けた小さい町の屋根が提灯のように拡がってくる。 赤い千光寺の塔が見える。山は爽やかな若葉だ。 緑色の海の向こうにドックの赤い船が帆柱を空に突きさしている

という林芙美子「放浪記」の文が、読んでいて心と景色にしっくり。

民家の前に書かれていた文(勝手に抜粋)。

――― どこへゆくのかこの道  どこまで続くのかこの道 ほそい道はだまって登ったり下ったり  そのたびに青い海が顔をのぞかせて  行く手をふさぐ巨石も遠い祖先の顔をしてあなたに語る  時も同じ速さで過ぎはしない

小さく音読していると、仲良し4人組のおばさま達が「素敵なところねぇ。」「若い時にはこんなところに住んで、歳とったらやっぱりこの坂道じゃねぇ。」「歳とったら、引っ越せばいいのよ~。」と横を通って降りていく。 ふむふむ。151006_2

志賀直哉の旧居。 これは一階です。 この家の隣にあった喫茶店が素敵だったのだけれど、暗がりでね。いい天気だと木陰が濃いからなのかどうなのか。 うまくケータイでは撮れなくて残念。 中村憲吉の旧居近くには「猫にエサをやらないでください」の張り紙が。 むかしの上に今が張られているようで面白い。 

道路からJR線路の下をくぐってお寺への坂道を登っていく。 ふり向くとキラキラ反射する青い海が見える、という街の様子が新鮮。 お昼には650円をはりこんで、お好み焼きも食べましたよんnote

さて明日はどこへ行こうかとぼんやり考えながら、途中のコンビニで明朝食と水を買い、ホテルへ着。 節約とはいえ、個室は確保ですpaper

2013年9月13日 (金)

東舞鶴まで、2時間15分。

去年に引き続き、日帰りドライブしてきましたcar。 今回は舞鶴です。鯖街道Photo を北上し、小浜へは何度か行きましたが、高速道路もできてることですし、少し距離を延ばしました。 片道2時間ちょっと、というところ。

まずは、赤煉瓦倉庫。いっぺん行ってみたかったんです。

世界の煉瓦についての博物館だったり、多目的スペースのようになっていたり。

倉敷や函館を思い出しました。

横の港には、海上自衛隊の船。 漁船とはだいぶちがPhoto_2 います。

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次は引揚記念館。 小学生が見学に来ていましたpencil。 地元の6年生かな? エントランス前の椅子に座って‘あのころ’の話をしてるお年寄りがいました。 語り部さん達かな。 平日の真昼。

引き上げ船のミニチュアが並べられていました。中学生だった母が乗って帰ってきた船はどれだろう。帰って来れた人、帰れずに命果てた人。帰って来てもいろんな時間がそれぞれ通り過ぎてったんだろう。 母が生きて、今に至っているから、今の私がここにいるんやなぁ。

《引揚げうどん、ありマス》という貼り紙が目に入りました。Photo_3

朝つくったお握りriceballがあったのですが、思わず注文してしまいました。

きつねうどん+とろろ昆布+麩noodle。 引揚げの‘揚げ’とおあげさんの‘揚げ’が、かかってるんですよね。。

横ではお土産が私を呼んでいますeye
肉じゃがクッキー。《TVで紹介されました》のポップが。舞鶴は肉じゃが発祥の地らしい。
海軍のレトルトカレー。 海軍生活に曜日感覚を取り戻すため、決まった曜日にカレーを食べてたらしい。
肉じゃがもカレーライスも、水兵たちの脚気対策にと、ビーフシチューを作ろうと試みた結果らしい。
と、知識だけいただきまして、お土産には日本海の乾燥ワカメを買いました。今年採れたワカメです。料理にも使えるけど、そのままポリポリ食べたら美味しいnote

.Photo_4

あと、海。 な~んも考えずに海を眺める時間を持とう。 波や鷗。 ここ、山里では聞けない海の音にひたろう。 海の匂いや風のまとわり具合を楽しもう。

と、北へ向かいました。 竜宮浜をめざします。 地図見て走ってるのに、なーんか迷うんやなぁ。 東舞鶴駅前は、京都とおんなじで、東西と南北、道が碁盤の目のように通ってます。 わかりやすい。 それが山やら海岸線やら、うねうねと、東西南北クルクル変わる。 車が離合できそうにない細ォ~イ海岸道路。 向こうから車がやってきたら、早くに見つけて止まらなきゃcoldsweats02。これはジャングルかsign02と疑いながらの山登り。行き止まりじゃなくてよかったですけど。。coldsweats01。 けど、迷ってドキドキするのがワクワクするんです。

しかし海は暑いsun。 海面からの熱と光の反射がハンパない。 この夏の仕上げに重ね焦げ。 京都の蒸し暑さとはまたちょっとちがいます。 とおくに来たんやぁ~~、と思うのもまた一興。

はい。 今年の夏休みは、日本海でしたーwave

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