「ナガサキノート」
朗読サークル ことのは の朗読をP'actへ観に行きました。
「ナガサキノート」は、朝日新聞長崎で掲載されていたものだそうです。「あこがれのハイヒール」と「命を絶った妹」の2話。そう言えば、日本がパールハーバーにしかけてしまった日も、12月初旬だったなと思いながら。
先の戦争に限らないのですが、現実に、これまで生きてきたナマの多くの人達の人生に、こんなに理不尽なことが起こってきたということの悲しさ悔しさ苦しさ辛さを思います。
それから、今、私が、命や人生を突然もぎとられることなく、食べて住んでいる偶然の幸せを、かみしめます。
こういう体験談というか実録を読むのは、難しそうです。話そのものにもうすでに力があり、それを伝えるための口調とか感情の入れ方とか声の音量とか目線とか、私がいつもやってる童話や物語などとはまた違うんだろうなという気がしました。それから、ひとつの話を数人で分担するというのは、私はあまり経験ないのだけれど、話全体の雰囲気(?オーラ?)を合わせる練習も必要そうで、今回のコロナ事状や家庭事情で、合わせる時間をとるのも大変だったのだろうなぁ。
いろいろなことを感じ、考える機会を持てた朗読会でした。感謝です。
初冬の青空をあおぐことができるすがすがしさも、偶然の幸せだ、と思いながら自転車こいで帰りました。
*【お詫び話】
なにも考えず、タンスの隅で見つけた黄色のウインドブレーカーを着て行った私。朗読会では、最前列で、膝と足に巻きつけていました。が、後でふと気づいたこと。黒く仕立てた部屋の中、黒パンツと白ブラウスで統一した出演者に照明をあてて造ったナガサキノート世界を、その雰囲気を、最前列に座った私の目立つ黄色が邪魔してしまった気がします。すみません。いまさらながら反省しております。今度から、観にいくときは、目立たぬ色合いの服を着て行きます。
m( _ _ )m
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飛鳥井かゞり先生へ_____。
服装の件、ありがとうございます。出演者側から気になるということもあったかも、とも思っていました。
気にしないでよかったかな? とさかの帽子は、やめときます(^0^)>
数人で息を合わせるなどの練習、やってみたいです!
ぜひ!
投稿: 風 | 2020年12月 5日 (土) 17時42分
ご来場ありがとうございました。
ご本人が気にするほど、客席にいる人の服装はまったく気になりません。
頭の上にケバケバととさかのような帽子をかぶっていた、としたら、さすがに気になりますけど(=^ェ^=)
皆さん、舞台を観てらっしゃいますから。
今後もお気になさらずに。
そして、1作品を数人で読むのはとても難しいです。でも、息を合わせる、など、勉強にはなります。
朗読クラス公演で出来ないのが残念なところです。
レッスンに取り入れてみましょうかね(=^ェ^=)
投稿: 飛鳥井かゞり | 2020年12月 4日 (金) 20時44分