目で訴える!
今年は冬以外でも、外出時のマスク必須でしたねぇ。なにか人に伝える時、声がくぐもりがちで口(唇)も動きにくい。私、ちゃんと聞いてほしいたちなんで、会話する時、声を大きくするだけでなく、やっぱり相手に近づいてしまいそうになります。
先日、
有害・危険ごみ回収に、防腐剤塗料一斗缶を持って行きました。市が、月2回、場所を指定して回収してくれたはります。この防腐剤、残りわずかなのですが、だいぶん前に買うたもので、缶(外側)が錆びてきていました。ちらと中を覗いたらヘドロ状にねっとりとしてきてます。もうベランダの木材に塗れへんっちゅうこともあって、廃棄したいなと思ておりました。
で、回収指定場所の児童公園へ。無条件で受け取ってくれるのではなく、市が依頼した業者さんが条件に合うかどうかを見定めてから引き取るというシステムでした。
「こらあかんわぁ。中の塗料がもう固まってますわ。」
「けど、これは、有害・危険ごみですよね。」
「いや、そやけどもや。これね、中が固体やったら、中をいったん取り出して、中身と缶とを別々に処分せなあかんのですわ。」
「そしたら、そーやって、処分してもらえるとか。。。。」
「いやいや。この回収では、そんなんは受け取らへんことになってますねん。」
「えーーーーっ!そしたら、このユウガイキケンゴミを、私はずっと家で持っとくっていうことになるんですかっ?」
「え・・・っとね、ネットでゴミ処理業者を検索してもろて、そこに頼んでください。」
「ゴミ処理業者・・・・?」
「そ。わたしらみたいな。」
「ほな、いま、持って帰ってもろてもいっしょですやん!。」
声を荒げてみた。
「いやぁぁぁぁ、この、市の回収ではねぇ。」
と、そばにおられる市職員の方をちらと見たはる。
「それに、完全な固体やないし。ドロドロっていうかんじなんです。もっかいのぞいてみてください。」
じっと相手の目の中を見る。見る。見る。沈黙の一瞬。
「いやぁぁぁぁ、この、市の回収ではねぇ。」
と言いつつ、も一度、缶の中をのぞいてくれはった。いけるか?!
「捨・て・た・い。」
下から見上げて、ちょっとお願い目線をしてみた(つもり)。ど~~かな~? お願い目線、できたかな?
「ほな。今回は。今回だけですよ。次からは別の機会に業者へ頼んでくださいよ。」
ちょっと身を乗り出して小さな声。
「はいっ!」
(^0^)>お願い目線、成功したかも。いやいやそれとも、恨むぞ目線で怖かったんやろかぁ?
どっちにせよ、目でも、訴えてみるもんですね。
マスク生活での、目の力は大事やねんな✋。視線方向とか?まぶたの開き方とか?見続ける圧とか? これ、朗読につかえるやろか?
ま。ま。引き取ってもらえてよかった♪ 寛大な見定めに感謝です。
うちの裏倉庫がすっきりしました。(*^-^*)
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