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生き残るという美しさ

木枯らし1号が関西にやってきた日、八丁平自然観察会に参加しました。八丁平は山の中にある湿地です。同じ左京区とはKimg0382 いえ北方の山の中。もう紅葉・黄葉が終わっている木々もありました。木枯らしが吹き上げた枯葉が青空に舞うときもありました。

「これからの時季、植物を見る楽しみは、冬芽ですよ。」と話をしてくださった講師は、京都植物園の園長でした。

紅葉黄葉の進む順番は、まず山で言うと上から。気温の関係ですよね。それから、同じ1本の木で言うと、日当たりのいい外側からなのだそうです。ふむふむ。

たくさん種をとばし子孫を増やそうとする植物達の話が、印象的でした。

たくさんの種から芽を出せるか出せないか。芽を出したところに日光があたるかあたらないか。動物に食べられるか食べられずにすんだか。同種異種の植物との生存競争。それから台風や大雨。育つ長い時間の中で、運の良さやバトルに勝つ生命力の強さに支えられて生き残っているのが、いま目にしている山の木々なのだ、という話。

私達を楽しませてくれているのは、生き残ってきたものたちの美しさなのですね。いや、その後ろにある消えてしまったものたちの美しさでもある、かな。

今まで、目の前にある花や葉の色姿、名前、食べられるかどうかに注意をひかれていた私ですが、ああそうか、こういう見方もあるんだと。

日が地面まで届いている斜面なのに、成長した木々と地面近くのシダ類しかない、つまり木々の次世代・若い木や草がはえてないのは、鹿の害なのだそう。鹿も自然のうちだけれども、鹿も生きていかなきゃならないのだけれど、やはり植物の生態系がくずれてしまう。いま立っている木も永遠に生きているわけではない。山からなくなる植物が続出する。困ってる。 6月に尾瀬に行ったときも、鹿に困っておられたこと思い出しました。

鹿からのがれた野生のリンドウです。花の青が、生き残った貴重な色のように見えました。Kimg0375

 

 

京都では去年よりもましだった台風ですが、写真のように、根こそぎ倒れている木があちこちに居ましKimg0388 た。倒れたまま、冬芽をつけているのです。

今回は、新しい発想で山を見ることができました。相変わらず、植物の名前は、なかなか覚えられませんけど。。。(^-^;

京都の街中では、木々がいい色になってきましたよ。例年よりちょっと早いかもです。

 

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