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「疲れないカラダの使い方図鑑」

無意識な動きには、未熟な幼少時に身につけた思い込みがあり、それによって筋肉が緊張し、疲れたりカラダの不調になったりする。こういう力をこの本は‘無駄力’と書かれています。

「疲れないカラダの使い方図鑑」Photo_5 Photo_5
イラスト中心の、面白い本でした。

無駄力から解放されるには、ただ脱力するのではなく、①カラダの構造を知って新しいイメージを持ち(頭の中のイメージを変え)②筋肉に頼らず骨でバランスを保つことが大切なのだそうです。

新しいカラダのイメージのうち、私がふむふむなるほどと思ったのは、背骨はお腹の真ん中にあるのだということ。
横からの骨格図も描かれてあり、なるほど背骨はカラダの中心部で上半身を支えているのでした。そう思って骨で立ち、台本を持つと、なんだかしっかりと立てている気がする。まぁ私の場合、それはすぐにいつものような不安定な姿勢となってしまいます。アタマの中のイメージを変え、カラダのくせ付けをしなきゃいけません。これも朗読の稽古のうちです。

また、本来のカラダの構造に即しながら、無駄な力を使わずに骨でバランスをとって立つと疲れない。筋肉に頼るのは、家に例えると、ワイヤーで補強しているのと同じ。バランスよく立てば、筋肉の緊張という無駄力は不要となり疲れにくいのだ、ということなのかな。

この本のもとになっているのは、アレクサンダー・テクニークというものなのだそう。100年前のオーストラリアの俳優アレクサンダーが、舞台上で声が出なくなったことがきっかけ。声が出なくなったのは、首の後ろの筋肉の緊張が声帯を圧迫するという、動きのクセなのだということに気づき、ことからこのテクニークが考案されたのだとか。

ふっと、何年か前に観た『炎の人』での、仲代達矢演じるゴッホ を思い出しました。

自宅や外出時でのしんどい動きをラクに変える方法も具体的でおもしろかったです。例えば、立ったまま靴下を履く・ドライヤーで髪を乾かす・ライブで立ちっぱなし・電車で揺られて立つなどなど。人間の関節は動くために設計されているため、どれかを固定すると連動性が途切れてバランス機能が低下するから、関節をゆるゆるにして圧力(電車の揺れなど)に逆らわないほうがラクなんだって。ほぉ~~~。

肩こり・声が通らない・無気力・イライラなどの不調や悩みをラクにする方法も、ありましたよ。

声が通らないのは、肺の大きさを勘違いしていて空気の出力量が少なくなっているのと、全体的に姿勢にゆがみがあるため、声がのどに引っかかってこもる傾向があるから。で、自分の身体はスターティングブロックであり、スターティングブロックであるカラダを支えにして声は前に出ていくとイメージすれば、カラダを前に傾けなくても声は出ていく。
なるほどちょっとイメージしてみよう、と読みをとめて声を出してみたりしました。

さ、明日はこの本を返却してきて、稽古します。うまく本番までに間に合うか、それが問題だー。

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本・映画・ドラマ」カテゴリの記事

コメント

ヒロさんへ_____。

図書館にあると思いますよ~。
木野村 朱美/著 -- 池田書店 -- 2018.11発行 です。
新しいんですね。(読んだ後で知るかぃ!)
無駄力があるとわかっても、すぐに力が入ってしまうんですけど、わたし。
でもおもしろかったです。

なるほど!僕がいつも何となく体の調子が悪いと思ってたのは、無駄力の塊が原因だったんだな!
いつも無意識で体の色々なところに無駄な力が入ってるんでしょうね。
ぜひこの本読んでみよう^^

図書館に置いてあるかな~^^;

おひるねおかんさんへ_____。

そうですかぁ。。。
ざんねん!
また機会あれば、来てくださいね。

こんばんは~
週末 京都に行けなくて 残念!
がんばって~

飛鳥井かゞり先生へ_____。

ひゃぁーーー、言うてるまに本番まであと数日!
できるかな? 稽古したことが出せるかな?
がんばってみます。

良い本を読みましたね。そうそう。その通り。アレキサンダーテクニック、オススメです。そして、よい本番を迎えましょう(=^ェ^=)

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