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2019年1月 9日 (水)

ゆめのちょうとっきゅう

NHK「いだてん」を見てたら、涙が出てきた。 190107_tv

 

歴史書に書かれた時代ではなく、私の居た時代が連ドラになるなんて、いえ、毎週日曜日夜8時からは、テレビの中に私の居た時があるなんて、まあ! 

 

このテレビの中の、映ってないどこか奥の方に、幼い私が居るのだなぁ。まだ若い父も忙しく働いているんだなぁ。なーんて、思ってしまった。

 

カバー160830tvがかかってたブラウン管のチャンネルテレビ。 
「これ!便利やわー!」と母が喜んで使っていたローラー絞り器のついた洗濯機。(左写真)
薪でわかした木のお風呂。
粉をといて作る鮮やか色のジュース。
ガリ版、幻燈、紙の着せ替え人形、教室の石炭ストーブ、ハエ取り紙etc.etc.

 

昔のモノはほぼ断捨離したのだけれど、私が小一の時に書いた作文帳が1冊残ってる(超ヘタ!)。原稿用紙を黒ヒモで綴ったもの。その中にね。 小さい私はこう書いていた。たぶん父の日に書いた父宛の作文。

 

「ゆめのちょうとっきゅうに のせてください」
やって。

 

汽車より速い!速すぎて窓からの景色が見えへんぐらい!というのが、友達のあいだでもっぱらのウワサ。どんな電車やろう。と、子ども心にワクワク。 あの頃は「新幹線」のことを、私達はこう呼んでいたのだなぁ。

 

結局、乗せてくれたのは、母の姉(生涯独身で、幼稚園の先生だった)で、ほんとに‘乗る’だけのために名古屋まで往復。流れる景色は目視できてがっかりしたけれど、満足。後日、友達に自慢したのかどうか、、、そこのところは不明。忘却。 なんといっても、あれからもう・・・・・(計算中)・・・・・ ごじゅうねん以上もたっておりますゆえ。 本当は、あの頃の私達は、もう、居ない。時の流れは、悲しい。 

ところで、
最近やっと、父を思い出して涙が出るようになりました。 
よし。 良し。 良かった。

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コメント

ヒロさんへ_____。

そうか、、、しみじみと思いおこせばいいのですね。

だっしふんにゅう! そう聞いただけでもう、鼻の奥にあの匂いがこみあげてきます~。
飲むのも、配るのも(食缶が重くて)キライでしたーー

投稿: 風 | 2019年1月11日 (金) 17時49分

あの時代はもう二度と戻ってこないのかもしれないけど、でもあの時代にたしかに生きていた自分がいるんですね~。
土間にかまどのあった炊事場、家族みんなで床に座りながら囲って食事してたちゃぶ台、ブラウン管を覆うカバー付きの白黒テレビ、立派な和名の付いた高級家具調のカラーテレビ・・・
しみじみ

あの時の給食で飲んでた脱脂粉乳、今飲んだらどんな味なんだろ

今のような便利さも少なく貧しい時代だったけど、でも思い返せば気持ちは豊かですごく楽しい時代でした。

投稿: ヒロ | 2019年1月11日 (金) 06時24分

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