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2018年6月27日 (水)

紙上の再会

学校仕事・塾仕事を離れて長いこと経ちますが、たま~~に懐かしい教え子と会うことがあります。

とは言っても、街なかで「おぉーーひさしぶり!元気?」というものではありません。 街ですれ違うなどしても、残念なことに私は気づくことができません。なぜなら、(元)子ども達はおとなに変身しているからです。私はあの頃から何十年、ずーーーーっとおとなでい続けているというのに。 まー私も、シワが増えたり顔や姿勢がタルんでいたり、変身していることにはかわりないのですけど。。。

たま~に酒屋(飲み屋じゃなく)やコンビニで、「あ。センセー。」と声かけられたりすることもあるんですけれど、最近の再会は紙上です。

え?!紙上で?どゆーこと?って思うでしょ? 

たとえば4月は新聞で。

公務員の異動が出ますよね。学校の先生になってる子(?)は異動になったら、新聞に名前が出ます。あー異動になったんやなぁ、京都でがんばってるんやなぁ、って、久しぶりに会った気がして嬉しいです。今年は、塾に来ていた子(?)が新採用で名前が載りました。まぁ嬉しいこと!たいへんな時代やけど、超人的な忙しさらしいけど、身体をこわさなければいいなぁ、など思います。

先日は仕事中、書類の中での再会。

私、今年は課が変わり、医師サインの要る書類を扱う仕事もさせていただいています。 書類をチェックしていたときに、懐かしい名前に遭いました。この子(?)の名前はめずらしく、あの頃以降、私は同じ姓の人に会ったことがありません。さらに、そのサインの字が!昔何度も見ていたテストの記名とおんなじ筆跡だったのです。斜めのハライとか筆圧とか。思わず、くすっと笑ってしまいました。今はどんな顔しているのか、それこそ道ですれ違っても私にはわかりませんが、あの頃の顔がうかびます。

今、私の昼時間の大半は公務に使っているので、教師や医師になった人達にはこうして紙上で会うことができるということなのでしょう。

他、大勢の人達は今、どうしているのだろうなぁ。商売や会社勤めや主婦専業や農業や、日雇い・フリーターも。失業や病気などで仕事のない人達もいるのだろうなぁ。

失業中の不安は、今の私にはわかる気がします。わかるからと言って、そしてたとえその人達に会ったからと言って、私にはどうしようもないのですけれど。

そんな、自分じゃない人達に思いを馳せることができるという、すこし心の中に‘空間’づくりをするきっかけを、紙上の再会が作ってくれてるようで、それもうれしく感じています。

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