選挙と台風の休日
母が「選挙に行く。」と言うので、車で送り迎えすることにした。
土日祝、朝起きて一番にすることは、今日一日の、貴重な休日の時間をどんなふうに使うか、段取りを考えることだ。
まず、朝食をとりながら、母に持って行く惣菜を作る。ほうれん草のおひたし&万願寺とうがらしの炒め煮。これは今晩私も食べ、明日の弁当にも入れるものだから大量に作る。
この天気。今日はさすがに洗濯はできないなぁ。ふ。ふ。ふ。
さて選挙。 車で母を送り迎え、とはいえ台風接近中。雨風が強くならないうちに済ませてしまいたい。それに、私も1票を投じたい。きっと実家から帰ってくる頃には疲れているだろうから、私の投票を先に。
傘をさして畑と畑の間の道を歩く。ケータイをウィンドブレーカーの左ポケットに、家の鍵を右ポケットに入れ、投票案内のハガキを手に持って歩く。私にとって選挙は、いつも会わない近所の方と会える日でもある。「ぁ。久しぶりやん。」「また投票の仕事、手伝(てつど)ぅてやぁ。」なんて声と笑顔をかけていただき、肩の力が抜ける。ここ数日、ビラ撒きしておられた元同職の方の手や、帰ってきて手を振っておられた前原さんの表情や、湯船につかりながら聞いた演説(この辺りでは、畑と畑の間の道に選挙カーを留め、される演説をみな?家の中で聞く)などを思い出しながら、投票用紙に、書き込む。
そして車で実家へ向かうこと約50分。 雨がどぼどぼ降ってきた。 実家から車で10分の小学校へ。山の中の小学校。校庭に駐車スペースができていた。 家の中でもゴミ箱につまづきながらそろそろ歩いている母が、傘さして往復するのはタイヘン。来てよかったと思いながら、「投票ぐらいひとりでできる」と言う母を車中で待った。
実家。父に線香をあげた後、母がゆるりと作ってくれたうどんを食べ、床をざっと雑巾がけし、通じにくい母との会話を声を大にして(TVは消音)持ち、飴とカリントウをお土産にもらって帰ってきた。
見送りに玄関まで出てくる母は、いつもぬいぐるみを抱いている。 ダッキーという。 これは、
父が通信販売で注文し、亡くなる3日前に届いたものだ。 春は郵便局に行くにも抱いて(連れて)いたが、最近は留守番をさせている、のだそう。 ダッキーは、おばあちゃんにとっては、おじいちゃんなんやな。四十九日に帰ってきた息子はそう言ったっけ。
帰ってきたら台所シンクに未洗の食器と鍋。食器を洗いながら、厚揚げとキャベツを煮、今度はうちの床を雑巾がけ。
風と雨がだいぶん強まって、今日もおしまい。 明日の朝もまだ雨かな。仕事、どこまで終わってたっけ。 山と積み上げられた書類を思い出してしまった。。。。。
ふう。
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