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2016年11月

2016年11月27日 (日)

発掘調査中。

職場の窓からこんな様子が見下ろせます。161003_1256

発掘調査中です。 

京都の町なかでは__きっと昔から人が多く住んでいたところはそうなのでしょうが__新(さら)地にして新しい建物を建てる場合、地面を掘って発掘せねばならないのだそうで、建設にとりかかるまでにとても時間がかかるのだそうです。

ここは、私の若い頃は市営駐車場があった所で、私もたまに停めにきていました。今の任期アリ仕事を始めた頃はプレハブが建ち会議室等に使われていました。 

外部から来られるお客様に尋ねられることがあるので、調べてみましたら、以前は妙満寺というお寺があったとのこと。 安政の大獄の時、ここに住んでいた間部詮勝という人が志士の弾圧を指揮したと言われているのだそうです。 秀吉時代に遷されてきてから昭和43年までの約400年間ここに寺があり、幕末にはここも沢山の人達が喧々諤々、命と人生をかけた諸事があったところ。 そんなあれこれのカケラを掘り探しておられるのだなあと、日々、窓の外をのぞきながら思い馳せています。

この妙満寺、今、岩倉にある妙満寺です。  161122_1220

今の職場は超手狭で、近所のあちこちのビルに執務室を借りたり(本当に、アチコチ)、前にも書いたように地下に倉庫を作ったり(地下倉庫もアチコチ)、それでもなお廊下には書類や文具等を保管するロッカーが立ち並んでおります(地震対策はしてあるのでしょうが)。

とにかく、せまい。

というわけで、この、道を挟んだ北側の土地に新しい庁舎がつくられるとのこと。 そのための、発掘調査。

毎日、場所を変えて丁寧に掘っておられ、日々、土地の姿が変わるのがとても面白いです。雨が近づくと、全域にシートをかぶせておられます。して、雨が上がると、また全域のシートを取り除き、作業開始。 大変!

上の写真。わかるでしょうか? 奥の方に煉瓦の塀が。 これも地下から出てきたもの。私が面接に来た9月初めはまだ見えてなかったものです。 地面の下に、煉瓦の塀。へーーーーー!eye お寺と煉瓦塀。どんなつながりがあるんでしょうかねぇ。

下の写真は最近のもの。 煉瓦塀はすでに埋められて、手前に石垣が登場! これももうすぐまた埋められてしまうのでしょう。 そして、この新庁舎に地下室を計画しておられるのならば、その地下室の為またまた掘られるのでしょう。 まぁなんという手間。 

ふと浮かんだこと。 現代の地面の下にあった江戸時代あたりまでは発掘するとして、応仁の乱あたりはどうなんでしょう? そもそも、応仁の乱時代の地面はもっと下なんでしょうか? 何かあるたび新しく作るたび、上へ上へと土を積み重ねてきたんでしょうか? なにか、古文書による歴史資料をもとに、ここら辺りは地下○メートルまで掘るとよい、なんて決められているんでしょうか? 

なんだか日々、仕事中にアタマが忙しいこと忙しいことcoldsweats01。 仕事もちゃんとしてます(つもりな)んで、ご安心を。

2016年11月23日 (水)

ワタシ、シッパイシナイノデ。

161120_1134
実家に帰る途中の東大路通り。

並木はいい色をしたイチョウが行進しているよう。 京大の前で、葉々がひらりひらりと、誰かが扇子を操っているように舞っていました。 イチョウの葉型をした金紙のようでもありました。

今年、京都の紅葉は場所によって当たり外れ(?)があり、高野川沿いなどはいまひとつ。紅くなるそばから、または赤くならずに枝で枯れ、落ちていくというふうです。 

けれどイチョウは毎年おなじように堂々とかがやいて、はらりはらりと舞い散っていく。 この安定感! ハズレなし!
「ワタシ、シッパイシナイノデ。」
と、舞い散るその間に、ちらと耳打ちされたような気がしました。

そうそう。通年通りなのがもうひとつ。 車の数。 どの道もどの道も、他府県ナンバー満載。 特に、祇園あたりから伏見稲荷あたりまで。
もーみんなannoy、こんなに混む時期に車で移動しぃひんかってもええやんか。
と、思うそばから気づきました。 私もその渋滞の中に居たことcoldsweats01

2016年11月20日 (日)

天空の城

ずっと行ってみたかった竹田城(兵庫)へ行ってきました。161113_1143


 

住むためではなく、戦うときのための城。 
山名宗全が土の城として造り、秀吉が石垣の城とし、そして、最後の城主・赤松政広が関ヶ原の西軍(負け組)となったため江戸時代に廃城。城の存在も赤松という人も私達はずっと知らず、歴史の表舞台から置き去りにされた城。

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最近、どの地へ行っても、今までそこで生きたとても多くの人達の思いが累々と詰まって161113_1123いるのだと、感じてしまいます。生まれてきた時代が違うだけで、私は、最近改修された城跡にただ立っている。ああいい眺めだなんて言いながら。 人生の理不尽さというか不公平さというか、そんなものを感じます。

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いやぁでも、いい天気で、実際いい眺めでした。

この石垣を造った穴太(あのう・滋賀県)の人達は、最近の竹田城改修にも、また現在の熊本城の改修(石垣)にもたずさわっておられるのだそうです。





2016年11月 6日 (日)

カタマル空間

先日は仕事中の突然な暗闇に叫んだ私でしたが、その数週間前の鳥取地震の時にも私は仕事中でした。

今の職場は、一般の方々が公開情報を見に来られるところでもあります。 なので、部屋の中が沢山の人達でざわざわしていることが多いです。 

あの日、パソコン入力していると、♪ピロリロリン♪だったか♪ピュイピュイピュイ♪だったか忘れましたが、おんなじ音があっちからもこっちからも、しかも同時にいつものザワザワ感に混じってきました。ちょっとだけザワザワ感が増したようです。空間のどこからか
  「お。鳥取で地震や。」
へぇ~~~、鳥取で。それでここ京都のみんなの警戒音が鳴るんや。って、まだ鳴ってるで。だれやだれや。消してへんのは? 
♪ピロリロリン♪だったか♪ピュイピュイピュイ♪だったかの音がまだしつこく鳴っている元に耳をすませば、、、、私のカバンからでしたcoldsweats01。そうか、私のも鳴るのね。

続いて、鳥取で地震があったから京都でも揺れにご注意ください云々という館内放送あり。

直後に、ガタガタガタと少し長く揺れました。一瞬、部屋のザワザワがピタリと止まり、部屋の中に居た数十人の人達の動きも止まりました。 動いているのは、部屋。壁。窓。録画をポーズしたときみたいに全部が静止するのではなく、人だけが静止、いえ、カタマッてました。

警戒音が鳴っても、館内放送でご注意くださいと前もって知らされていても、いざという時にはどうしたらいいのかわからなく、動けないものなんですね。もしかしたら、あわてて動くよりじっとして揺れがおさまるのを待ったほうが良いという判断が頭の隅にあるのかもしれません。

揺れがおさまると、部屋は止まり、人は動きだし、またザワザワ空間にもどりました。まるで、あの、人だけ止まるという不思議な時間はなかったかのように、仕事の続きをしました。 たしかに鳥取で地震があり被害もあるのだろうに、自分には被害が起こらないと無理やり信じようとしてる気がして、ちょっと後ろめたかったです。 

あの時の京都は震度3でした。

2016年11月 3日 (木)

叫ぶ。

あの、断水の日。仕事中のことです。

「平成14年の○○書を探してきて下さい。ナンバーは*****です。」
との指示を受け、倉庫へ探しに行くこととあいなりました。 

いろんな所に倉庫があり、各部各課の書類が保存されています。ここ数年データ保存されてるものまでも、昔と同様、紙でも保存されているのです。つまり、ここ数年は二重保存。紙だと劣化するし、データだと壊れたり消えたりするかもしれないからなのだそう。ということは、PC時代になって便利になったと思いきや、仕事量が増えているのではないか、と、私のシロウト頭によぎるものがあったりします。

おっと、、、そうでした。私は、14年前の、1枚のある書類を探しに行くのでした。
えーーーーっと、そうそう、いろんな所に倉庫があり、というところから。

いろんな所に倉庫があるのですが、私が探しに行く倉庫は、ちょっと離れた地下3階。職場近くに地下商店街がありまして、その下B2階は駐車場。そのまた下です。 なんて深いところで仕事するんやろう、とぼんやり考えながら、Staff  Onlyの階段を下りました

鍵で倉庫全体の入口を開けます。して、探す部屋をさらに開錠し、中の電灯を手探りで点灯、するのですが、その時は、他の方もおられたようですでに明るい部屋でした。 誰もおられない時は、当たり前ですが、だれもいないなか、自分で点灯し、地下3階でひとり作業です。 

「はいりまぁ~す!」と、声かけて入室。 部屋のどこからか「は~い。」という返事。 同じ倉庫にどなかたかおられるのはわかりますが、お互い喋るのでもなく、荷物・書類いっぱいの広い倉庫の中なのでお互いの気配すらありません。空気清浄かなんかのブーーーンというモーター音と自分が動く音、書類の束を置いたときのドサッという音、書類をめくる音、自分のひとりごと。 なんだかね、田舎の土間の匂いがします。

さて、書類探しです。平成14年の棚を探します。
へーせー14年へーせー14年と唱えながら、あれぇ?どこやろう、なんてつぶやきながら。

すると突然!

ま・・・・・・・・・・・っくらになりました!
部屋は真っ暗、頭は真っ白。え?え?え?

そのとき私はどうしたか? 
思わず叫びましたよ。
  ぉわあぁぁぁーー!
言葉になりません。なにが恐いと言って、私は暗闇が恐い。地下の暗闇は恐い。地下でひとりの暗闇は、恐ろしい!

「あ。」
と、どこかで声がして、パチと電灯がつきました。

もー「はいりまぁ~す。」って、言うたやん!「は~い。」って返事くれたやん。すでに私が退出したって思ったはったのかなぁ。

ドキドキheart02しながら、書類を探しました。 早く探して、早く帰ろう。

もし今、大きな地震が起こったら、こういう地下施設はどういうことになるんやろう。私の上には今たくさんの車と店があるんやなぁ。 神戸や東北の時、地下の被害はどうやったんやろう。。。。地下鉄に乗ってた人達や地下街にいた人達はどうやったんやろう。

なんとかめざす書類を探しだし、持参したクリアファイルに入れ、「電気消しま~す!」と消灯し施錠して、地上へ出ました。 任務終了。(  ̄^ ̄)ゞ

はぁぁぁぁ。 地上は、ええとこやわぁ。

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