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2016年9月15日 (木)

『サラバ!』

去年11月、図書館に予約した「サラバ」。や・・・・・っと順番がきました。

「あなたが信じるものを誰かにきめさせてはいけないわ。」
と言った姉が信じたものは、私(自分)。 主人公の姉はさらに、

___ 私は、私を信じている。私が私でい続けたことを、信じているの。私はあなたを愛している。それは絶対に揺るがない。あなたを信じているからではない。あなたを愛している自分自身を信じているからよ。

‘あなたを愛している自分自身を信じている’。。。 なんて頼もしい言葉だろう!

話の終わりで主人公・歩が信じようと思ったものは、生きてきた時間。

___ 僕は、生きている。生きていることは、信じているということだ。僕が生きていることを、生き続けてゆくことを、僕が信じているということだ。

今までに出会った時間、出会った人、出会ったもののすべてを、僕たちは背負っている。 それは、大きな時間の化け物「サラバ」である。 サラバは、たくさんの言葉・時間・思いも孕んでいる。 河が流れるように、化け物は途絶えることがない。 だからサラバは、大好きな人とを別れさせ隔てもするけれど、また彼らに逢わせてもくれる。

「さようなら」「明日も会おう」「約束だぞ」「グッドラック」「ゴッドブレスユー」「俺たちはひとつだ」。いろんな思いを込めて、ナイル河畔でヤコブと言い続けた「サラバ」という言葉を、実は、今まで背負ってきたたくさんの思いを含んだ時間の化け物だったのだと思い至る歩。僕の神様はサラバだ、と。

___ 僕たちは、また会うだろう。また会う僕たちは、それぞれまた、大きな化け物を背負っていることだろう。僕たちが出会った時間、出会った人、出会ったもののすべてを。大きな大きな化け物を背負って、僕たちはまた、河の岸辺に、立つだろう。「サラバ!」 僕たちは、「サラバ」と共に、生きてゆく。

というところで、私はクライマックスを感じました。 今の私にとっては、とても力になる話でした。私もずっと自分を信じて生きてきたんやけどなぁ。ここにきて、こんなに生きてきて、迷走していますcoldsweats01。 そやけど、だれも、家族のこと・友のこと・仕事のこと・お金のこと・・・・ ワクワクすることも理不尽なことも・・・生きてきた分だけ背負ってるんや。

さて、次の日曜は大学サークルのOB会happy01。 4年に1度、オリンピックイヤーに会おうと決めています。 この時期になると、スマップの♪あれから 僕たちは なにかを信じてこれたかな♪という歌が頭のなかを流れます。 懐かしいだけじゃなく、お互いそれぞれたくさん背負ってきたひとりひとりの人間として、今の彼らといい時を持てたらいいなあ。 

                                  *「さらば」 by西加奈子

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