2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

  • 2011627

« 坂 道 | トップページ | 体 幹 »

2015年10月 9日 (金)

蜜柑の島じゃけぇ。

「日立造船」と、どこからでも読めるでかい看板ある向島へ、船で渡る。 ここで151007
初めて海の匂いがした。 昨日からこの街にいるのにね。

客がいれば出港してくれる船だ。 夫婦なのだろうか。 運転は老夫が。 運賃は老妻へ。 こんな仕事もあるのだ。 だけども、ふたりで毎日顔つき合わせて稼いでいくには、それなりにつらいこともあるのだろうな。 だけども、仕事さがして何回も履歴書書いたり、面接受けたりってことはないんだろうかな。 片道100円也。 同乗は、自転車乗った外国からの旅行家族とスーツ姿の男性。 

あっという間に対岸の向島。 ここからは、バスに乗る。 おのみちバスの停留所を探す。 

あれぇ? このバス停、観光案内所で聞いてた名前とちがう。。。。と、首かしげていたら、道向いの家に人がっ! 人がいるうちに尋ねなくてはっ。 だってこの辺りにはこの人以外だれもいない。

あの~~~、**学園前、っていうバス停はどこでしょう? ここは違うみたいだし。。。 そのバス停からバスに乗って因島大橋まで行って、因島大橋を歩いて渡りたくて、、、、

「因島大橋まで行くの?」

はい。 **学園前、って言うバス停にもうすぐおのみちバスがくるんです。 けどそのバス停がどこにあるのかわからなくて、、、、バスは1時間に1本しか来ない、っていうし、、、、

「因島大橋を歩いて渡るの?」

はい。

「・・・  ・・・ 。そのバス停は、わからないけど、、、、、あーーーもーーいい! 橋まで乗せていってあげる! この車に乗って!」

ん? ・・・ ・・・ 。

「乗せて行くよ。ほら。乗って。」

いいんだろうか。。。 最近いろんな事件があるし。。。 私が今ここに居るということは誰も知らないわけだし。。。 

「はいっ。乗って。」

いい・・・・・?、かな。 こんなシワシワのおばちゃんをどうこうしようっていうことは、ないよな? お金を持ってそうなイデタチでもないし。

「はいはい。乗って乗って。」

乗ってしまった。 

おおきに~。 もーいいや。 ぉ、これって、ヒッチハイクみたいやん。 私が「乗せて」って言うたわけやないけど。

「大阪から来たの?」

いえ。京都からです。 清水の舞台から飛び降りるつもりで旅行に来たんですrock。 って、もっと詳しく話さんとワケわからんよなぁ。 けど、ここ1年半の話をするのも面倒やから黙っておく。

「わしも、こないだ清水寺へ行ったわ。」

へーー、何しに行かはったんですかぁ? とまたピント外れなこと、聞いてしもた。

「観に行った。」

sweat01、そうですよね。清水寺といえば、観光ですよね。 京都に居るモンは、めったにお寺とか神社とか行かないし、知り合いが京都に来られても、詳しいことは案内できないんですよ~。151007_0951

「そーじゃろ? わしらも尾道のお寺とか行かんもん。 さっきもバス停のこと聞かれても答えられんかったやろ?」

はいーーーhappy01。 

「・・・ ・・・ ・・・ 。」

・・・ ・・・ ・・・ 。

「いまな。」

はい。

「この島を、どう話して案内したらええか、考えてる。」151007_0950

はいーーーhappy01。 

「京都に行ったとき、京都の人は親切に丁寧に案内してくれたんや。

 

へぇ、私は昨日から、尾道の人の方が、親切に丁寧に案内してくれはると思ってるんですよ。 と言おうとしたとたん、海がーーーーっwave。 水平線の見える海がーーーーーっwave。 eye。 私にとって、海は、最高の非日常なんです。 たぶん私は、海の客人として海のいい顔しか見てないからなんだろうけどね。

「はい、着いた。 その細い道から登っていったら橋の入り口に行ける。」 と車をおろしてくださり、「ゆっくりいい旅を。」と窓から腕をいっぱいに振ってくださった。 私も、荷物おろして両腕をいっぱいに振って車を見送った。151007_1009

おっちゃーん、一瞬でも疑ってごめんねー。 
(これは心の中で言った。)

いざ。 橋を渡って、因島へ。 ポルノグラフィティはたしか因島の人だったっけ? ほよー、海やぁ。 右も海。左も、海。 さっき一緒の船だった外国人家族が、橋の上で私を追い抜いていきました。 車道は、‛チャリ&歩きの道’の上にあります。 最高の30分。 海、見放題の30分。

 

残念ながら、

時間の都合で、因島に着いたところでUターンです。151007_2

 

PAにて、伯方の塩ラーメンと八朔ソフトクリームを食べて、バス待ち。 PAから少し歩くと、蜜柑が成っていた。 まだ青い。 花の季節に来たら、島中、蜜柑や檸檬の香りがするんだろうな。 実のなる季節には、PAにも蜜柑や檸檬や八朔が売られてるんだろうな。 もうちょっと時間あったら、生口島のレモンラーメンも食べられたのにな。 

 

そう思ったら、私の中に蜜柑の匂いがいっぱいに入って来た。

はい。リハビリ旅終了。 いい旅でした。 
舞台から飛び降りて、よかったです。 明日からはまた仙人のようにひっそりと生きまする。
 

 

 

« 坂 道 | トップページ | 体 幹 »

」カテゴリの記事

コメント

おひるねおかんさんへ_____。

はい~~~。また 心は戻ると思うんですけど、いい旅できてよかったよかった。
同じ海のそばでも、街によってまた雰囲気が変わるんですよねconfident

こんち~
すてきなご縁でしたね。
りふれ~っしゅ できましたか?
尾道の風景 好きです。

ヒロさんへ_____。

合うてましたか~~happy01
おっちゃんもね、最初はそんなでもなかったんやけど、しゃべってるうちに広島弁が出てきて、うれしかったです~。

「蜜柑の島じゃけぇ」・・・ウン、合うちょるよ♪
立派な広島弁じゃ^^

記事の中のおっちゃんも多分バリバリの広島弁で喋ったんじゃないかのぉ。
何せおっちゃんじゃけぇ^^;

オソマツでした^^;

ヒロさんへ_____。

私も広島市は仕事で2度行ったことがあるんですけど、尾道へ一度行ってみたかったんです。
鈍行の旅も久しぶりで、の~んびりしましたpaper
広島弁、うろ覚えで書いたんですけど、へんな言い方じゃなかったですか?

尾道に来られたんですねhappy01
僕は県内に住んでても尾道の街はまだ歩いたことないですcoldsweats01
でも映画の舞台になったりと、情緒のある坂の街ですよね。
因島は何でか覚えてないけど昔一度行ったことがあったかな。

でも何も考えずはっきりした目的も持たず気軽に旅するのも良いですよね♪
僕も時間が取れたら何もかも忘れてのんびり鈍行の旅でも出かけたいなtrain
できれば京都のお寺とかを巡ってみたいけどなかなか清水の舞台から飛び降りる勇気がないから、せめていつか尾道の街をゆっくりのんびりボ~~っと散策してみようconfident

pegaさんへ_____。

へぇ~~~~flair。 マラソンや山には、そんな楽しみ(?)方があったんですねぇ。
しんどすぎて、自分を壊さんようにね。。。
私は実は子供のころから’ぼぉーーー’っとしてエネチャージの人だったもんでcoldsweats01

物語の冒頭シーンなのかと思いました~~~~^^
ぼぉ~~~~~っとするの大事ですよね^^
私にとっては、マラソンや山がそんな感じなんですよ。
変な話、あまりにもしんどすぎて、「自分が生きてる」
こと意外、「どうでもいい」境地になるのです。
だから、まあ、Мだとか変態だとか言われるんですが^^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 坂 道 | トップページ | 体 幹 »