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2014年7月12日 (土)

まるで赤ん坊のように

事故からちょうど1週間。 

心配していただき、言葉をいただき、祈りをいただき、ほんとうにありがとうございます。 大変なときは、そっとしておいてあげたほうがいいと思っていた私ですが、ちがいました。 自分の身体を大切にして。こういうときはいつもと変わらない日常=仕事をしていたほうがいいよ。目の前にある‘やるべきこと’を淡々とこなすのがいいよ。弟さんの具合、どお? ほんとうの‘これから’は医者にも本人にも誰にもわからない。などなど、言葉は、かけていただく、とどけていただくことで力なるのだと、身に沁みて感じました。経験した話を届けていただくのも、力になりました。

弟の命は、助かりました(いまのところ)。

最初の2~3日は、息を吸って吐く、そのひと息ごとに力をふりしぼって横隔膜をうんと下げ、酸素を肺の中に取り入れていました。あんなに一生懸命に何時間も息しているのは見たことがありません。渾身の息の連続でした。唸りながら、涙しながら息していました。 この姿を見ているのは辛いから、この状態をなんとかしてください、と両親といっしょに医師に訴えました。

意識はずっとありました、生命体としての意識です。 だから、痛さ・苦しさ・辛さを感じて、うなっていました。 初日は、遠くまで聞こえるような、動物のような咆哮です。 

けれど、事故直後から、コミュニケーション(会話など)成り立たなくなっていたそうです。駆け付けた職場の同僚の声に返答しない。救急隊員に「あんた、だれや! そんなん(酸素マスク)つけたら、息できひんやろ!」とくってかかり、暴れて、救急車に乗るまでに30分程かかったそうです。

薬(点滴)で意識をおさえ、寝ている状態にし、暴れてこれ以上脳から出血しないようにしてもらっていました。その方が痛みや息苦しさも感じないから。 意識が戻ると、声のする方・人の気配がする方・私達の方へなんとか起き上がろうとしました。 両手・両足・胸を、今も(その時の状況に合わせて)固定されています。

水曜日には大分と呼吸が楽になり、木曜日には言葉が口から出ました。 はっきりとはしないのですが、「ちょっと」とか「う*@△*・・」とか「まって」とか「あかん」とか言ってるように聞こえました。その時の看護師さんに聞くと「痛い」とかも言ってたそうです。嬉しくて、心を軽くして帰宅しました。

けれど、きのう金曜日・今日土曜日は、ずっと寝てばかり。 呼吸はもう普通に寝ているときのようで、尿も便もあります(点滴だけなのに!)。 暴れなくなったとかで、足の固定がはずされ、足はベッドの縁にかけてバタバタさせていました。 身体は、強い。 どんどん回復しています。 なのに、今日などは、目が開いても、声を掛けても起きあがろうともせず、もちろんしゃべるなんてことは何かの間違いだったかのように、目もうつろ。 

呼吸はラクになり、弟の命は続いています。 身体は回復しています。

けれど、誰が誰だかわかっていません。しゃべれません。 まるで、赤ん坊のようです。 いえ。 話しかけた言葉にも、反応しません。笑いません。 もう泣きませんしゃべりません。  見た目はヒゲ面のおっさん、声も、おっさんなのに。

1日1回。30分~1時間程度、弟のそばにいることにしています。いない時の様子がわからないから、見に来てくださった看護師さんに「様子はどうですか?」「検査はその後されましたか?」「その後、なにかしゃべりました?」とか、尋ねるのですが、「私は今日の午後からの担当なので」とか「担当の先生に聞いてください」とか、「調べてきますね~。」と行ったきり返事がないまま、とか。 その言葉は丁寧なのですが。。。 24時間体制の救急センターですから、大勢のスタッフが入れ替わり立ち替わりなので仕方ないこととは重々承知。 ですが、‘担当の先生’とはなかなか会えず、なぜ毎日状態が変化しているのかもわからず、病室が変わったこともこちらから聞かなければわからなかったほどで、  

不安です。

初日「家族同然におつきあいしていたのに・・・・」と声をつまらせ目を赤くさせておられた職場の社長夫婦も、「労災の書類、ちゃんと用意させていただきます。」となんだか私達とは距離をおきたがっておられる様子。 今日は、労災の書類をいただき、かわりに事務所の鍵(弟が所持していたもの)を返してきました。 「申し訳ありません」の類の言葉は、言うのを避けられている様子。 会社としても職務中の安全管理などの面で、今後のコトを考えていく必要もあることはわかるのですが、あの事故の後、仕事が滞っていることはわかるのですが、

寂しいです。

さて、

これから骨折や脳内出血が完治したら、退院せざるをえないときが来るのでしょう。 そのとき、弟が今のように‘赤ちゃん’状態のままだったら、、、、どうしたらいいのでしょう?

とりあえず今週は、心配と仕事・通勤のかたわら、入院と労災の手続きをし、弟ケータイの充電コードを買って充電し、連絡あった方々へ連絡し、住民税を払い、ケ―タイ代を払い、新聞を止め、弟の家主さんをさがし、生命保険会社へ支払いが滞ってないか電話で尋ね、看護師さんに使っていただく電動ヒゲそりを買いました。 母は、洗濯係です。弟のパジャマを洗って交換しています。 (父は、病気のためか、自身がしんどそう。)

とりあえずいまは、寝ますsleepy

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コメント

よさこいっこさんへ_____。

メールするつもりが、身体が重くて、なんだか起きてるのか寝ているのか。。。。。 

弟は意識はあるのです。植物人間ならぬ、動物人間です。 視覚聴覚皮膚感覚などはあるようなのですが、もひとつ脳に伝わってないようで、無反応になってきました。 首から下は元気になってきているのですが、目は開いていてもコミュニケーションできません。このまま一生生きていくような気がします。

労災の手続きなどは16時までなので、仕事を早く終わるとなんだかいやぁな雰囲気です。気を使います。忙しい職場で、私が休むことで他の人が休みをとりにくいかな、と。

弟のカード会社から弟のケータイに電話がかかってきたり、でも事情は本人にしか話せないそうで。。。 弟の車は当日の朝、職場に止めたきりで、それもマンションにもどさなきゃ。 今後どれだけお金が要るのだろうというのも不安です。

コメントいれてくれてありがとう。 10本指なら、返信も書きやすいです。(゚ー゚;

pegaさんへ_____。

今日、仕事帰りに転院の説明を聞いてきました。
いろいろと相談したいのですが、毎日、私も寝に帰るだけのようで、ケータイメールを電車内で打つのもしんどくて、もどかしいかぎりです。

高次脳障害機能障害かも。自宅に戻ることができない人は入院を断る病院が多いと聞きました。その後に入る施設のことも、弟のマンションや車や銀行を私が解約するにはどうしたらいいのかということなども、考えなきゃと思って帰宅しました。

目も合わず無反応ですが、もぞもぞ動いています。 鎮静の薬は、栄養と同じく鼻からまだ入っています。 今の病院でも少しずつ手・足・口(嚥下)のリハビリをしていただいてます。今日は、入院後はじめてお風呂にいれてもらいました。 

経過報告、見せていただきました。
まだまだ大変な時期ですね。
私の親戚の男の子は、去年の春、バイクで事故って、意識不明が1ヶ月も続いて、もうダメだと思われていたのに、今では日常生活がほぼできるところまで回復しました。
人間の体、回復力って、スゴイなと感じました。
あせらずゆっくり行くものなのだ、と開き直っているのがいいよ。
自分の日常も大切にしつつ…

とりあえずはリハビリ専門病棟のある病院に転院になると思います(年齢や病名により期間が決まっていて、早い人で3カ月。長い人で1年くらい)。私の職場もそうです。いろんな患者さんが来ます。退院するときの回復具合も、本当にいろいろです。

歩けるようになる方(かなり若い人)から、ほとんど変化のない方(私の元同僚で、同年代の人です)まで。

入院期間は、毎日、少なくとも理学療法1時間。作業療法1時間。言語療法30分など、かなりハードに、徹底的に可能性を信じてリハビリします。

その後は、家に帰られる方、さらにリハビリ施設に入られる方など、いろいろです。

リハビリして、3カ月か半年くらいで、今後の様子がわかってくると思います。

おひるねおかんさんへ_____。

ありがとう!

身体を動かせるということだけでも良しとしなければ
いけませんね。
うれしいエッセンスを見つけます。

うん、おやすみ~

脳のダメージがどの程度なんでしょう。。。
心配ですね。


でも 手も足も動かせるんだね。
頸の損傷はなかったんだ。
よかったね。

もりりんさんへ_____。

ありがとう。回復しているのだと、思うことにします。

弟の入院2日目ぐらいに、新職場人事課から連絡ありました。行く気でいますrock。またメールしますね。

 久しぶりにブログを覗いて、驚きました。大変な1週間を過ごされていたんですね。自分がしっかりせな、と気持ちを奮い立たせ、弟さんのこれからを心配し、ご両親を支え…風さん自身は大丈夫なのでしょうか?ちゃんと眠れていたらよいのですが。眠ることは大事です。眠ることで回復するそうです、心も身体も。弟さんも、呼吸のしんどさや痛みから少し解放されて、やっと自力で眠れるようになられたのではないでしょうか。眠るにもエネルギーが必要なのだと聞いたことがあります。自力で眠れるぐらいまで回復されたのではないかと。
 お仕事もあと少しで一区切り。次のお仕事のことも気がかり…。相談されたいことがありましたら、遠慮せずに連絡くださいね。

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