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2014年1月24日 (金)

言葉の方向→→→

秋から冬にかけて週一回ほど、職場に、総合支援学校の生徒がひとクラス(10人前後)ずつ仕事体験に来ています。高校1年生。 中学校の職場体験とはすこしちがいます。 ここで体験してもらう仕事は、掃除です。 

秋には、掃いても掃いても降りそそいでくる落葉掃きを。 職員だけではとうていしきれないところまで、手分けしてやってもらいました。 私としては(いえ。職場としては、)大助かりheart04

先日、私がロビーで雑巾など準備しておりますと、ひとりの男子が先生と一緒に、仕事の段取りのことで尋ねにやって来ました。 いえ、正確には私にではなく、別の職員に尋ねようとしていました。 私はといいますと、横で耳をダンボにしておりました。 

その子、状況や尋ねたいことは頭のなかにあるようなのですが、うまく文章として口から出てきません。 付き添ってきた学校の先生と、その質問を受けようとしているこちらの職員とは、その子が落ち着いて言えるよう、じっとしばらく待っておられました。

そう。 自分でやろうとする意欲や、できたという一歩の自信や、伝える力をつけるには、つまり教育としては、`待つ’ということはとても重要think

だけども、これを仕事としてみた場合には、時間=給金になる場合もあるのですから、ただひたすら過ごしてしまうわけにはいきません。

結局、学校の先生と こちらの職員とで言葉を交わして、仕事の仕方を相談して解決。 とここで、また少し沈黙の`間(ま)’が発生。 お二人の大人(先生と職員)は、その子の「ありがとうございました。」を待っておられるのかな。

その子は今、どう感じ思ってるのかなぁ。 と横目で3人を見ながら、私は雑巾やバケツを並べていました。 あーうまく言えなかったと少し落ち込み気味なのかしら。そこまでは思わないけれど、間がわるくて、はやく立ち去りたいと思ってるのか。 不明点が解決したから、単純に、そっかー持ち場に戻って仕事の続きをしよう~って思ってるのか。 今どう言えばいいのかということで、頭ン中飽和状態なのか。。。。

とにかく、ロビーにまたひとつの沈黙。

思わず私、「ありがとう!」と声をかけてしまいました、その`間’に耐えきれず。(待てなかった!) 声の方向には3人いたのですけれど、私は高一の彼へ言ったつもり。 仕事の仕方がわからない点を尋ねに来てくれてありがとう、おかげで、こちらの説明不足だったことがわかったよ、というありがとうです。 でも私は彼の名前を知らないので、3人かたまっている方向へ「ありがとう」と言うカタチになっちゃいました。

でもね。 返事したのは、高校1年の彼でした。 自分に向けられた「ありがとう」だと、彼は感じてくれたのでした。 他の大人ふたりも、自分達じゃなくそばにいる男子生徒に向けられたものだと感じたのでした。 

彼の返事は、「ありがとうございます。」でした。彼の顔が明るくなりました。

音で表した言葉には、方向がある。 発した時の気持ちが言葉に乗って、伝えたい相手に向かっていく。 という、朗読の飛鳥井先生の御指南(?)を思い出しました。 ぁ。いつも言っておられるのは、こういうことなのかなflair、って。 

言葉の方向が見えた瞬間をくれて、
                    ありがとうconfident

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