« 雲解け ○0o。。 | トップページ | 『100歳の金言』 »

2012年9月10日 (月)

ウリ坊を救出せよ!

ウリ坊が軌道の横で動かなくなっている。 あなたの乗る便が上の駅に着いたら、お客様を乗せずに折り返して戻り、ウリ坊をどかしに(移動しに)行く。 と、午後の出勤早々、専用の電話で連絡がありました。

ウリ坊とは、イノシシの子どものことです。 大きさはおとなのネコ(=^・^=)ぐらい。

このウリ坊、発見された時はなんと、動輪の下の窪みにはまってしまっていたそうです。

動輪とは、ケーブルカーを動かしているケーブルロープ(直径4cm)を支えている鉄の輪です。 この動輪がないと、ケーブルロープは軌道の坂の上をただズルズルと擦り動いてしまいます。 上りロープ用と下りロープ用。 それぞれロープが通過するたびに、その惰性でしばらくは上下逆の方向に廻っています。 と書いても、想像しにくいですよね。 うまく表現できなくてすみません。 ま、小さな車輪のようなものがふたつずつ、枕木(木製じゃないけど)と枕木の間に、上の駅から下の駅までずっとはめこまれているとご想像あれ。 う~~ん。 うまく書けないなぁ。。。

とにかくウリ坊くん、その、両動輪の下にあるわずかな空間に落ちてしまったようで。 しかも、上向きに。 

発見時。 発見した者の話によりますと。。。。

軌道上、遠くの方で、なにかパタパタしている茶色いモノがある。 大きな葉っぱか何かがはさまっているのかっ 茶色い布が落ちてひっかかっている と目をこらしているうちに、ケーブルカーは進んでいく。 そのパタパタに近づいていく。。。。。。 ん? えっ? 自ら動いてる? 生きてる? おーーーーーっ、動物だーーーーっ。 お客様のなかにも気づかれた方が。 「えーーーーっ。止めなくていいの? 轢いてしまうーーーー。」 と言う間に、ケーブルカーはそのナニモノかを越えて(通過して)行きました。 止めなかったのは、ケーブルカーにももちろん車高というのがありますし、轢かないという判断のもと。 

ウリ坊くんのほうは、轢かれるーーーーと思ったのだかどうだか、仰向きになって、ゴォーーーーーと過ぎてく巨大な四角い鉄のカタマリが行き来するのを何度も仰ぎ見たのであります。 しかも、自分の腹の上を鉄の輪が、それぞれ逆方向に回っておるのです。 さぞかし、パニックの極みであったことでしょう。

何度目かの通過の間に、ウリ坊くん、動輪の窪みからなんとか脱出成功したようです。 いったいどーやって出たのでしょう? が、軌道の横にある側溝でうつ伏せになって動かない。 こりゃあいかん。 もう力尽きたのでは? 弱った動物に、カラスなどはすぐ寄ってきます。 野犬も熊もいます。 いちおうここは観光地エリアだし、とこのウリ坊を移動することになったのです。

で、お客様を降ろしたケーブルカーを引き返し、ウリ坊くんのもとへ。 風で落ちた木切れや葉っぱのそばで、うつ伏せにノビておりました。 保護色です。パッと見、落ち葉の吹き溜まりです。 とにかくこのウリ坊くんをかかえて山の中へ帰してやるべく、2人の職員が近づいたそのとたんっ、

彼は(彼女は?)すくっと立ち上がり、ダダダダダダダーーーーーーと側溝を走ってのぼるのぼるかけ上がる! 若い男性職員が、追いつきません。(私? 私は高見の見物ですじゃ。)  ふたりではさみうちしようと、立ちどまったウリ坊ににそぉっと近づくと、こんどは下へ下へ急ぐ走る。 全力疾走。 はては転がって転がって数十メートル先。 

20128元気やん。大丈夫やん。 けど、このままほっておいたらまた動輪の窪みに落ちるかもしれないし、最悪こんどこそ轢かれるかもしれない。 と困っていると、ウリ坊くん、数十メートル先で線路を横切り、自分で森の中に帰って行きました。 あ、な~んや、こんなとこに森があったんや。 と言うてたのだかどうだか。。。。。。

*勤務中はケータイを携帯しておりませんので(圏外だし)、ウリ坊くんの写真は撮れませんでしたが、代わりに、山を降りる時(上る時?)に撮った琵琶湖の写真をば。

« 雲解け ○0o。。 | トップページ | 『100歳の金言』 »

Mt. Hiei 」カテゴリの記事

コメント

おひるねおかんさんへ_____。

きっとウリ坊は、お母さんに会えたと思う。
イノシシなどのお母さんは、子どもを助けに行かずに、すぐ近くにいて、その子が無事帰ってくるのを待ってるんだそうですよ~。

おお~
うり坊君(?)無事でよかったね~
森でお母さんにあえたかな?

 

ヒロさんへ_____。

これからは紅葉の季節。
ケーブルカーの軌道沿いは、深紅のもみじトンネルです~~~

ところんさんへ_____。

ほんと、無事でよかったです。 あんな目に会ったのに、あれだけ全力疾走できるとは!  
野生は強し!  

琵琶湖もいいですよぉ~。 日々、表情がかわります。

いろんな事件?が起きていろんなハプニングがあって
いろんな変化があってとても楽しそうなところ(ぁ

これからますます良い季節になってきますね

あ~ ウリ坊くん(ちゃん?)無事で良かったですね
身動きとれない身体に、でっかい物体が轟音と共に迫って来て、
そして自分の身体の上を通過して行くなんて
さぞや恐怖だったでしょうねぇ
みなさまご苦労様でした
上から見下ろす琵琶湖の写真、こりゃまたステキ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 雲解け ○0o。。 | トップページ | 『100歳の金言』 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

  • 2011627
無料ブログはココログ