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2012年3月26日 (月)

『海路』

Photo.

たしか‘うみじ’と読んだと思います。

この本のなかで、印象に残った文たち。

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「先生、歳をとるのは辛いことでしょうか?」

「身体の機能に関して言えば、辛いことが多いですね。・・・(途中、略)・・・ でも心に関して言えばふたつほどいいところもあります、ぼくにとっては。ひとつは、これから先どのように生きようかという悩みが少なくなるということ、これは単に選択肢が少なくなるからだと思いますがね。もうひとつは大切なものが年々減ってくることによって、大切にするものへの比重が増すということですよ。」

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見極める? 他人なのだから、過去になにをしてきたのかなんてわからない。私が知るのは、自分と同じ時間を過ごしてきたその人の在り方しかない。

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ぼくはこれまで誰にも甘えずに生きてきたつもりです。そして誰をも甘えさせずに・・・・ これは罪悪だな。だから最期になって急に、寂しい誰かに頼りたいとじたばたするのは卑怯な気がするんです。

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妻子と別れてひとり診療所を開いている老医師と、その診療所に長年勤めてきた女性看護師の話。 

これは‘死様(しにざま)___ 最期のあり方を考えると今の生き方が見えてくる’ というテーマで何人かの作家が小説を書いたシリーズもPhoto_2んです。

  * 『海路』 by 藤岡陽子 2011年

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図書館に予約していた本がたくさんあったのだけれど、それがいちどきに私の番になっちゃって、困りまあした。 「しつこい怒りが消えてなくなる本」は読めたけど、「漁港の肉子ちゃん」は次に待ってる方がおられたようなので読めないまま返却してしまいました。 今は「天皇の影法師」というのを読んでます。日々バイト研修であたふたふぅふぅしてると、本は、別ワールドへ連れてってくれるいいグッズです。

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