声がおなじでした!
いつも、3Fでお話会する直前に、1Fでたくさん集まってる子ども達や家の人達のところへ行って「これからお話会するよー。来てねー。」なんて宣伝(?)するんです。
2日前も、クマの指人形に毛糸の帽子(私の)をかぶせて持って行き、だれがかくれてると思う?なんて言いながら、これから読む絵本の紹介なぞしました。 さあお話会するぞーって3Fへ上ろうとしたらある方が話しかけてこられました。
「こんにちは~。」
その方ね、私が話す前から私のほうをニコニコ見ておられたんですよ。 知ってる人かなぁと思って、その方を見るんだけれど、どうも思い出せない。 どこかで、いつか、会ったかなあ。。。。って。 その方が話しかけてこられたからには、私はきっとどこかでこの方と会ってるにちがいない。 けど、どこ? いつ? せまい頭のスミからスミまで、あわててさがしたけれども、、、、、思い出せない! 知ったふりして話するのも、失礼だしなあ。 えーい、聞いちゃえ!
あのっ、どこかでお会いしましたっけ?
「‘京都で見つけた物語’に出たはったでしょ? 文芸会館で。」
は・・・・・い。 と返事はしたものの、まだ思い出せない。 一緒に出た人? いーや、ちがう。会館の方かなあ。 いや~、おられなかった気がする。 会場や舞台でお世話になったスタッフのかたやろか? 子ども出演者の保護者の方かも。 ん~~~、わからない。。。。 と、わずかな時間のあいだにも頭の中はぐるぐると記憶をたどりました。
「観てたんですよ、ぼく、‘京都で見つけた物語’。 さっき話したはるのを聞いてて、すぐにわかりました。 あの時と声がおなじでした。」
劇を観てくださってたお客様だったのでした。
声で私を覚えてくださってたなんて、光栄なことです。 ありがたいです。 この人誰だっけーーーなんて、怪訝な顔をしてたんじゃないかと反省しきり。 失礼なことをしました。
私が知らなくても、私を知っている人がいる。 笑顔はサボっちゃいけませんね。(でも、なかなか私にはムズカシイ。) べんきょうになりました。 素人でも、大勢の人達の前に出るということは、そういうことでもあるのだと。
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milkさんへ___。
ありがとうございます~。 miikさんも人と関わるお仕事をされていたように思うのですが(勘違いならすみません)、直接 目の前の方々に声と言葉をかけるというのは 素敵なこと
だと。。。。 けれど、むずかしいです
。
投稿: 風 | 2011年3月16日 (水) 23時12分
こんばんは・・知らない方が、声でわかるなんてすごいですね・・声って大事ですね・・今は助け合い、励まし合う力強い声にどれだけ勇気づけられるか・・声は人に元気を与えていけますね・・物語を通して・・すばらしい活動をされていて・・すごいですね・・
投稿: milk | 2011年3月16日 (水) 22時30分