もっかい読んで。それ読んで。
図書館でのお話会。 2月は行けなかったので今月は2回行きました。 思ったよりお客さまの年齢層が上。とは言っても、4~5才かなあ。 でも、4~5才だったらストーリーのあるものを読めるので私はうれしい。
昨日。 とってもいい天気だったので、自分の中で今日のテーマを‘春だ!外へ出かけて食べよう!’と決め、ささささ・・・と選書。
まず、紙芝居『おーい、はるだよー』。
あのね、今からおねーさんが、___わ。言ってしまった。 若いご両親方は、ん?てな顔で一瞬振り向かれる。ちょっと空気が止まる気配。。。えーやんかえーやんかー。言うたもん勝ち。子どもはうんうんとうなづいてくれてるし。___おねーさんが 「おーい、はるだよー」って言ったら、まねっこしてねー。 と、何回か子ども達との掛け合いを楽しんで。。。。 で、話の途中でクマが「おーい、はるだよー。」と言うところを 子ども達に言うてもらいました。 参加型の紙芝居、ということで。 私が読むだけだったら、退屈かなあとか思ったりして。
大型絵本『ぐりとぐらのえんそく』。
このシリーズ、子ども達には人気あるみたいなのだけれど、私はなんだかものたりない。 詩のような部分をどう読んでいいのかわからない。 子ども達の反応が見えにくい。っていうのはどういうことかというと、子ども達はじ・・・・・・・っと静かに本を見つめているのだけれども、顔の表情が変わらない。 わぁ~~~、とか、えーーーっとか。 絵の世界に入ってしまっているということなのでしょうか。
手のひらサイズ絵本。 う~んこれ、題名を忘れてしまったー。 『なんのおと?』とかなんとか。 動物が美味しそうなものを食べている絵本。 これ、だれ(なんの動物)かなあ。 何食べてる? むしゃむしゃやってー。 こぼしながら食べてるね~。などなど、これも子ども達と話をしながらページをめくりました。
ここで手遊び。
これっくらいの、おべんとばこに、、、
という定番のやつです。 次の紙芝居に関連付けて。
で、紙芝居『おべんとうのえんそく』。
のり巻・おにぎり・いなり寿司・サンドイッチが遠足に行くんです。 お弁当持って。 すると、行った先に幼稚園の子ども達が遠足に来てるんですねー。 子ども達は、遠足に来ているのり巻くん達を食べようとするんです! タイヘンだー、食べられてしまったらせっかく持ってきたお弁当
を食べられなくなってしまう
。 危機一髪! そこへやって来た幼稚園の先生。 これっ、みんなで仲良く食べなさーい。というわけで、遠足に来たおべんとうくん達と 幼稚園の子ども達は、いっしょになかよくお弁当を食べたのでしたー
。 チャンチャン。
わ、おもしろー、この話。 と、思って読んでると、立ち歩いてどこかへ行ってしまってた子が戻ってきて座り、最初はいなかった子が知らないうちにかぶりつきで観ていたのでした。 これ、「もっかい読んでー。』と言うんです。 またこんど(いつや!)読もうねーと言ってながしてしまったのですが、 読む私がおもしろい~と思って読むと、子ども達もおもしろいと感じるんですねえ。 やっぱり選書は大切だ。
あと写真絵本『はるをさがしに』。
大きなタンポポの載ったページを開いて、またタンポポ見つけてね、と言ってお話会を終わろうとしたら、「それも読んで。」という声。 嬉しくて、時間超過して読んでしまいました。
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