2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

  • 2011627
無料ブログはココログ

« カゲアナ | トップページ | 小道具屋ASAKO »

2010年2月16日 (火)

「家族収容所」

Photo

えーーっと、結婚に憧れている方、初めて近々結婚する方・したばかりの方は、この本、読まない方がいいのではないかと・・・・。 

clip仕事をして子育てをするということは、実に中途半端である。専業主婦からは「自分で育ててない」と批判され、男性からは子育て最中だと仕事面では一人前扱いされない。その居心地の悪さは、迷いのない「お母さん」の世界に「入りまーす!」と言っちゃおうかという誘惑を生んだ。 ・・・ 「母親として」「母親だから」ということばで形容される世界に参入することで、手に入れることのできる力というものがあるのだ。

clip「共依存」にはいくつかの説明がなされているが、たとえば「他者によって自己を定義づける」ひとたちのことだ。簡単にいえば、「夫が・・・・・」「家の娘がね・・・・・」「となりの奥さんがね・・・・・」という言い方でしか話ができず、「私が・・・・・」とは言わないひとたちだ。共依存のひとたちは、他人の名を借りて目の前のひとを思いどおりにし、支配していくのである。

clip夫に人生の責任を感じられてしまう存在であること、夫から「ぼくは君をまもってあげなくては」と思われていることが、実は私たち女性から何かを奪っているのではないか。・・・・「守る」とは、親から子へと、ある一時期行われる関係性である。それは圧倒的な力の差を前提としている。・・・それと同じことを夫が妻に行うこと、それは果して妻を愛していることになるのだろうか。

作者の言う「子どもが小さいときの薄氷を踏むような思い」で毎日を渡り歩いて、いえ、時の流れの上を全力で走っていたころのことを思い出しました。 それから、自ら心をつまらせて固くして時を流している女(ひと)は、私だけじゃなかったんだなあ、、、、と、へんに安心しております。 

さて、これからどう生きていくか、

ぼちぼち じっくり 考えつづけます。

 *「家族収容所 ~妻と言う謎~」 by 信田さよ子 (講談社 2003年発刊)

« カゲアナ | トップページ | 小道具屋ASAKO »

本・映画・ドラマ」カテゴリの記事

コメント

そうそう、娘さん、結婚されたのでしたね。
おめでとうございます! おくればせながら・・・。

家族平野には実は沼あり、せせらぎあり、毒キノコもあるかもしれない。いつも思うんだけど、我が家の常識はあちらの非常識。その逆も当然ありうる。だから一元的に語れないのが「家庭」「家族」。かわいい子には旅させろとは言うが、タイミングも重要。風さんの言う育ち合える環境づくりは、一人でがんばってできるものでもない。僕なんか家庭持っちゃいけない人だったんだって痛感してますもん。災厄の時、家族が団結するのは、つまるところ出自はここであるという単純な理由。できればそうならない方がいいけどね。うちの娘は、結婚とは、家庭とはなんて伝える前にさっさと結婚しちまいまして…タハッ!

‘収容所’と捉えるそのモトは、‘共依存’ということなのだと思う。 ‘家族’は‘育ちあう’可能性はあるのだけれど、なんというか、苦あり楽あり悩みながら支えあいながら・・・という家族に、うちはどうしてなれなかったのだろう・・・と、自己嫌悪・自信喪失に陥ってる人って、意外と多いんじゃないかと思えた一冊でありました。要は、自分の心のモンダイなのかもしれないでれど。

読んだらまた感想を聞かせてね~。

う~ん、夫婦も親子も一番身近な“育ち合える”人間関係なのだと思うけど、“収容所”と捉える、その考え方は・・・?
我が家の子どもたちは、なぜか遠くへ遠くへ行きたがるし、ユニークなことをやりたがるんだけど、それって、私がそういうのを面白がってるところが多少なりともあるっていうのも影響してるかも・・・なんて、最近思ったことがある。これも意識操作の一種かな?
私も読んでみます。

精神的DV。 なるほど。

親子では、子どもも、親を、ある程度、同じ‘人間’という立場にたって尊重できるようにならないと、難しい。 もちろん、親が子の人間関係や進学・就職につよく介入するのは、私も、親から子へのDVだと思います。

私も読みましたよ
守り愛することは相手を弱い者考えない者と決めつけ自分色に染めたり考えを押しつけたりすることではなく理解し尊重しあうことだとおもいます。
考えを押しつけたりこうであるべきと求めるのは精神的DVだとおもいます。
これは夫婦だけでなく親子にもいえると思うんですけど。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/425845/33401632

この記事へのトラックバック一覧です: 「家族収容所」:

« カゲアナ | トップページ | 小道具屋ASAKO »