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2009年3月16日 (月)

附け文 

カルチャーの朗読講座。 これも、先の公演稽古で時間の調整をするため、 しばらく休んでいました。 

秋からずっと読んでる 志賀直哉の「赤西蠣太」。 

腸捻転も自分で腹を切って 治してしまったという赤西蠣太。志賀直哉 [ちくま日本文学021] (ちくま日本文学) 34~5歳の醜男だそうな。 この男、私がカルチャーを休んでいる間に、ラブレターを書いていました。

役目あって伊達兵部の屋敷にいたが、報告書もできたことだし そろそろ白石に帰りたい。どういう理由で暇をもらったらいいものか。 考えたあげく、 思いついたのが附け文(ラブレター)であります。

親友の銀鮫鱒次郎は言う。

いいかね。何でもなるべく美しい、そして気位の高い女がいい、それに君が艶書を送るのだ。すると気の毒だが君は肘鉄砲を食わされる。皆の物笑いの種になる。面目玉を踏みつぶすから君も屋敷には居たたまらない。夜逃げをする。___それでいいじゃないか。

今日読んだのは、 そんなこんなで悩みながらも書いた付け文を 小江(さざえ)という腰元に 廊下で手渡す場面でした。

目立たぬ程度で長廊下をまごまごしながら小江の来るのを待っていた。彼は何だか妙にどきどきした。それをおさえようとしても何処へ力を入れていいか解らなかった。いまにも小江が見えたら機会を逃さずこれを渡さなければならぬ。彼はそう思って手紙を握ったままその手を袴の割れ目に入れて待った。・・・・・・・・・

「これを見て下さい」とこわい顔で言った蠣太のセリフと、「お返事を差し上げる事でム(ござ)いますか?」と言う小江のセリフは、同じ人が言ったように聞こえる。 もっと違いを出して、イメージ化して読むようにとの指摘をうけました。 ひとりで全部読む(?)のは難しいなあ。 関西弁じゃないのも アクセントなど難しい。

ところで、

このくだりを読んでるうちに ふと思い出した。

*十年前の、にせラブレター事件。 

・・・・  やっぱ 私が書いたんかなあ。 ほんまに覚えてへんのやけど・・・・。 受け取った本人がそう言うんだから、間違いないんやろうなあ。 そしたら、覚えてへんっていうのも 失礼なコトで・・・。 そういうたら、私が書いたような気ィもしてくるし~。 とりあえず、 ごめんっ、かんにんっ、すんませんっ。 ・・・・・で済むわけないよなあ。 受け取った方にしてみたら、タイヘンなことやったやろうしなあ。 やっぱ、わたしかなあ・・・・。

と、うだうだ考えてるうちに、 今日のカルチャーは終了と相成りました。

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コメント

なんて素敵なラブレターでしょうheart02  こんな素敵な手紙を受け取ったなんて、、、、、、、shine ラブレターをもらったことのない私には、うらやましいかぎり。 書いたことは、、、、、あ・・・・・・・った・・・・・のかもしれないんだけど。。。。sweat02 

ラブレターなんて久しぶりの言葉です。
 .............初めてもらった言葉○○年たってもおぼえちゅうきねぇ

  「貴女の足元を波がさらってゆきます
      貴女はそのまま
               桜貝になるのではないでしょうか」

         なんて...途中は忘れちまいました。

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