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2008年6月18日 (水)

先生、字ィじょうずやで。

最近、 となりのクラスに入ることが多くなりました。 

今までのクラスは 担任変わってから しばらくたったこともあって、子ども達も新しい先生に慣れてきた様子。 

となりのクラスは、ちょと大変。 授業中の立ち歩き__その時々で違うと思うんですが__2~3人、でしょうか。 教室をうろうろしながら、 他の子の消しゴムとかペンとかをさっと取っていく。 とられた子が怒って大声でどなって追いかける。 時に たたいたりけったりのケンカになります。 時にはもう手あたりしだい学習中の子達の机の上のもんをダダダーーーって落としてまわる時も。 担任が止めようとすると、取った子はパァーーっと教室を出て行ってしまう。 逃げるその子を先生が追いかける。 そのあいだ、座ってる子も おしゃべり始めたり・・・・・。  追いかけるのが私達・サブでも、当然のことながら、授業は中断、です。

担任の先生、 大変です。  しんどくて、寝られへん日もあると思います。 自分の子もまだ小さくて ‘みて’やりたいやろうに。 そう思うんだったら、教師を辞めたらいいとおっしゃる方もおられるのでしょうが、 ご自分でもそう思われるときがあるのでしょうが、・・・・それはそれは なさけない思いに沈んでいくんじゃあないかと。 そうなると、次の日の授業にひびきます。 私だったら、テキメンです。  お察しします。

低学年(1年生)のクラス分けは、むずかしい。 学校という場所で、子ども達がどう適応していくか、未知だからです。 幼稚園からの情報もあるけれど、 たくさんの時間を、座ってベンキョーしなければならなくなったときに どうするか、 やっぱり幼稚園ののときとは違う部分もあるんだろうし。 保育園となると、 子どもひとりひとりの情報(行動など)は来ない所もあるし。

ある日、 A君。 1時間目の道徳は、がんばって自分の考えを とつとつと発表もしていたんですが、 2時間目の国語に、立ち歩き始めました。  女の子の消しゴムとって、2回の窓からポイ。 その女の子は、ガマンしました。 困った目で、私に訴えました。 騒いだらベンキョーとまるし 他の子まで立ち歩く・・・・・と、そこまで気を使ったのかどうかわかりませんが。 

A君はもうこれ以上じっとしていられへんのやろな、と私は思ったので、「ひ・と・の・消しゴムをそんなことしたらあかんわ~。 いっしょに捜しに行くから、返してあげよう。」と言うと、意外と素直についてきました。 消しゴムはすぐに私が見つけたんですが(ほっ)、すぐに教室には帰らないことにしました(帰ったらまた同じことの繰り返しですから)。 ついでに 同級生のプチトマトの鉢に水をやり、 そばの池の鯉をいっしょに眺めてから、教室へ。 

と、教室への階段に 運悪く居合わせた一匹のヤモリ。 A君の興味をひいてしまいました。  「ヤモリ、 飼う。」と言うので、 飼育ケースに入れ、飼い方を図書室に調べに行くことに。 ヤモリの飼い方を書いた本は、残念ながらみつかりません。 ど~しよ~、とふたりで困っていると、 ひとり図書室で読書していた6年生(なぜ彼がクラスの授業に参加しないのかも不明)が 教えてくれました。

あんな、このヤモリ、しっぽが切れてるやろ? こーゆーときは、十分に休ましてあげて、栄養もとらなあかんねん。 わかるか?

A君、 6年生の目を見つめて じっと聞いています。 

ヤモリはな、生きた虫を食べるねん。 なかなか手に入らへんから、できるだけ早く逃がしてやった方がええで。 あんまり 触ったらあかんで。 ヤモリが疲れるからな。

いやや、とA君。

死んでしもたら かわいそうやろ?と、やさしい6年生です。

不承不承のA君といっしょに疲れたヤモリを逃がしてやったところで、チャイムが鳴りました。 その間、クラスに残った子達は 国語の勉強を続けることができました。 A君にとっても、昨日まで知らんかった‘なにか’を得られたのではと 私は思っています。 みんなと一緒におんなじコトを勉強できないのは さびしいけどね。 けど、お互いに‘ともだおれ’になるのは かなしいです。

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またある日のB君。

立ち歩き、男の子のペンを取って 教室を走り回りました。 お気に入りのペンだったらしく、 とられた子は怒ってます。 担任の先生の声かけで なんとか座ったB君。 この子は、ずっとそばに付いていた方がいいと思っていました。 以前、この子のそばから離れた直後に 大泣き大暴れ大騒ぎになったという、私の失敗があったからです。 ちょうどB君の机の上にポケモンのハンカチが・・・。 そこで、 そのときの授業(国語でした)とは関係ないんだけど、 小さい声でB君と会話を。 

先生な、ポケモンってピカチューとニャースしか知らんねん。 ハンカチに書いてあるのは、なんていうポケモン?

と聞くと、いろいろ教えてくれました。 B君の声を小さくとどめておくのに苦労しましたが。  

先生は、今日はポケモンの勉強するわ。 

おれもっ。

ということで、 ‘漢字テスト中’の教室でポケモンの名前を 紙にどんどん書きだしていくことにしました。 カタカナです。  B君、カタカナ全部 書けません。 ちょうど カタカナのいい勉強になりました。 

でね、 なんとB君は ポケモンをいっぱい書いた紙をていねいにセロテープでとめて 小冊子にしあげました。  私の書いた紙も、小冊子にしてくれました。 そこでB君、私に ひとこと。 いや、ふたこと。

先生、 なかなか字ィじょうずやな。  明日も、ポケモンノート 持っておいでや。

だと。   はいはい。

       

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